映画監督に必要な能力は、まずプレゼンテーション能力。
脚本は完成予想図であり、演じる俳優さんそれぞれが、
それを主観的に解釈する。そのため、監督はすべての俳優さんに、
自分の作りたいものを理解させなければならない。
映画撮影において、作成した脚本通りにいくということはまずない。
脚本はあくまで完成予想図であり、
撮影を進めているうちに、変更箇所が出てくる。
そういったものをその都度、スタッフや俳優さんにプレゼンテーションし、伝えなければならない。
スタッフや俳優さんの安全や健康も考えなきゃならない。
建築現場で建物を建てるのと一緒だよ。
田川幹太監督
映画監督と現場監督って似てるよなぁ~
頭があって、その下にスタッフ・俳優さんがいて
頭があって、職長さんがいて職人さんがいて
意匠設計図・施工図という完成予想図
脚本という完成予想図
でもそれらは、変更に変更が加えられて完成する
良いものを作る創造力や才能も必要だけど、
今必要とされているのはプレゼンテーション能力なのかもしれないですね。
そういう意味では営業ができる人ってうらやましいですね。
良い脚本を書けるだけではダメで、それを実現させるための能力が必要ってことですね。
もし、どちらか片方に長けているのであれば、
誰かが言っていましたが、自分にはない能力を持った人と手を組めとは
このことですかね。