今回は、以前私がハマっていた
チョコラザウルスの第三弾のコレクションです。
UHA味覚糖から発売されていたこのお菓子のオマケには古生代生物フィギュアがついていました。
ちなみにフィギュアは海洋堂製で、原形師はチョコエッグのアニマテイルズでもおなじみの松村しのぶ師です。
第三弾はクオリティもかなり良くなっており、どれも出来はすばらしいです。
ディノニクス:
ディノニクスの化石は1964年、モンタナで初めて発見されましたが、この時、彼らの骨は1頭の植物食恐竜の周囲に少なくとも4頭分が散らばっていました。
これは彼らが集団で狩りをしていた証拠とも見られます。また、彼らは後ろ足の第2指に生えた巨大なかぎ爪を武器として戦うため、
優れたバランス感覚や敏捷な行動能力を持つと見られ、それまでののろまな変温動物という恐竜のイメージを大きく変えるきっかけとなりました。
しわから爪まで細かく造形されています。
プレシオサウルス:
クビナガ竜を代表するプレシオサウルスは、イギリスのドーセットで発見された断片的な骨格にもとづき、1821年に記載されました。
その後、世界中で発見されるクビナガ竜がみなプレシオサウルス属に押し込まれ、一時はこの属に含まれる種が少なくとも77種、
生息年代も三畳紀末から白亜紀後期にまで及ぶとされましたが、現在では、イギリスのシネムール期末の地層から発見されるP.ドリコテイルスただ1種だけが認められています。
待望のプレシオサウルスのフィギュア化。顔が少しハッキリしませんが、フォルムはしっかりとしています。
配色に関しては、緑っぽさを前面に出していますが、これはこれできれいな仕上がりなので良いかなと思います。
マイアサウラ(孵化):
マイアサウラは、初めて子育て行動が確認された恐竜として有名です。モンタナ州ショート近郊で発見されたマイアサウラの集団営巣地では、
地面を浅く掘った皿状の巣の中に7個から15個の卵が産みつけられ、卵から孵った子供は、まだ歩き回れる態状ではなかったにもかかわらず、歯が磨り減っていました。
これは親が外から餌の植物を運んできて子供を育てていた証拠と考えられ、「良い母親トカゲ」という意味の学名がつきました。
孵化のシーンを見事にフィギュア化。お気に入りのフィギュアの一つです。
サイカニア:
一般にヨロイ竜と呼ばれるアンキロサウリアの中でも、アンキロサウルス科はもっとも進化し、特殊化の進んだ分類群で白亜紀中期から末までアジア、
北米で繁栄しました。サイカニアはモンゴルのサイハン・ゴルで発見され、1977年に記載されたヨロイ竜で、これまでに2体の完全骨格を含む標本多数がみつかっており、
顔の正面(吻部)についた楕円形の大きな外鼻孔、前顎骨を覆う皮骨質の装甲、頭頂部の装甲の減少などが特徴です。
ゴツゴツの鎧竜。しかも黄金色!大判小判がつまっていそうな感じです。ゴツゴツが良くできています。
アクロカントサウルス:
アクロカントサウルスは、最初オクラホマで発見されたわずか3個の脊椎のみにもとづき、1950年に記載された大型肉食恐竜です。
その脊椎の形はアロサウルスに似ていましたが、棘突起が長く伸び、30cmにも達していました。
最近では、オクラホマで見つかった、完全な頭骨を含む全身の54%の骨がそろった骨格にもとづき、性格な復元が行われています。
この恐竜は白亜紀前期の北米においては、今のところ最大の肉食恐竜です。
これは第三弾で一番ほしかったやつです。やっぱ肉食恐竜はかっこよくなくては。
アーケロン:
白亜紀後期、北米大陸は広大な内海によって東西に分断され、この内海にはプロトステガ科の巨大なウミガメ(現世のウミガメとは別の科)が多数見られました。
中でも、アーケロンは最も大型の属の一つで、甲羅の長さが220cm、四肢と首を伸ばした状態で4mに達するものもあります。
彼らの甲羅は完全に骨板で覆われているわけではなく、傘の骨のように伸びた肋骨の上に皮状の甲羅がかぶさった軽量構造となっていました。
第三弾のカメ位置フィギュア。結構気に入っているカメさんです。グレー一色の地味さが良いです。
ティロサウルス:
中生代白亜紀の中頃、中部太平洋における大規模なマグマの噴出により、海洋生態系は大きく変動し、この時陸上からオオトカゲが海に入って急速に水生適応をとげました。
これがモササウルス科の起源です。ティロサウルスはこのグループの中では系統の根元に近い原始的な亜科をなし、細長く前後の大きさがほぼ同じひれが特徴です。
この仲間は一生上陸することはなく、腹の中に胎児をもった化石も見つかっています。
顔がもうすこし凶悪だったら良かったです。配色はもっと派手目でもよかったかも?
アパトサウルス:
アパトサウルスは、かつてブロントサウルスの名で知られていましたが、ワイオミングで発見され、1879年に記載されたその最初の標本は、
実はカマラサウルスの頭骨や脚の骨が混じったものでした。しかし、その後1世紀近くたってからようやく本物のアパトサウルスの頭骨が発見され、
1975年に正しい復元のもとにこの名前に改められました。アパトサウルスには現在アジャックス、エクセルスス、ルイザエの3種が知られています。
このフィギュアはとにかく大きい。(首と尻尾のため)恐竜といったらやはりこやつも入るだろうということで
バッチリきめています。
タペジャラ・インペラトール:
ブラジルのサンタナ累層(アプト期)は、世界で最も豊富で多様な翼竜化石を産出する地層として知られていますが、
このT・インペラトールは、その中でも飛び抜けて奇妙な翼竜です。タペジャラ属の最初の種であるベルンホーフェリ種は、
上下の顎の先端に骨の張り出したトサカがありますが、1995年に発見されたインペラトール種は、異常なほど巨大な帆が頭上に発達しており、
これでどうやって空を飛べたのかが大きな謎とされています。
プテラノドンみたいだけど、ちょっと違います。こういうトサカのデカイやつも好きですね。
ティラノサウルス(旧復元)【灰&赤】:
ティラノサウルスは、ごく断片的な骨格にもとづいて1902年に命名されましたが、ある程度まとまった化石にもとづいて
その骨格が推定復元されたのは1907年のことでした。しかし、この時の化石は2頭分の骨が入り混じったもので、
尾椎の数は実物よりずっと多い54個に増やされ、体長は15mと推定されました。その後、1970年にこの尻尾が長すぎることが指摘され、
次々に保存状態の良い化石も見つかったため、最終的にその尾椎は37個、体長は11m強に落ち着きました。
この模型は、かつてのティラノサウルスのイメージを代表する、アメリカ自然史博物館の標本AMNH5027の旧復元にもとづくものです。
こちらは第三弾のシークレット:ティラノサウルス(旧復元)の3種類のうち灰色と赤色バージョンです。
もう一つは緑色なのですが、残念ながら未入手です。昔版のティラノサウルスのイメージをフィギュア化するとは驚きました。
胴体の長さや尻尾の長さでサイズも結構大きめで、重量感がありこれが食玩?という感じでした。
チョコラザウルスの第三弾のコレクションです。
UHA味覚糖から発売されていたこのお菓子のオマケには古生代生物フィギュアがついていました。
ちなみにフィギュアは海洋堂製で、原形師はチョコエッグのアニマテイルズでもおなじみの松村しのぶ師です。
第三弾はクオリティもかなり良くなっており、どれも出来はすばらしいです。
ディノニクス:
ディノニクスの化石は1964年、モンタナで初めて発見されましたが、この時、彼らの骨は1頭の植物食恐竜の周囲に少なくとも4頭分が散らばっていました。
これは彼らが集団で狩りをしていた証拠とも見られます。また、彼らは後ろ足の第2指に生えた巨大なかぎ爪を武器として戦うため、
優れたバランス感覚や敏捷な行動能力を持つと見られ、それまでののろまな変温動物という恐竜のイメージを大きく変えるきっかけとなりました。
しわから爪まで細かく造形されています。
プレシオサウルス:
クビナガ竜を代表するプレシオサウルスは、イギリスのドーセットで発見された断片的な骨格にもとづき、1821年に記載されました。
その後、世界中で発見されるクビナガ竜がみなプレシオサウルス属に押し込まれ、一時はこの属に含まれる種が少なくとも77種、
生息年代も三畳紀末から白亜紀後期にまで及ぶとされましたが、現在では、イギリスのシネムール期末の地層から発見されるP.ドリコテイルスただ1種だけが認められています。
待望のプレシオサウルスのフィギュア化。顔が少しハッキリしませんが、フォルムはしっかりとしています。
配色に関しては、緑っぽさを前面に出していますが、これはこれできれいな仕上がりなので良いかなと思います。
マイアサウラ(孵化):
マイアサウラは、初めて子育て行動が確認された恐竜として有名です。モンタナ州ショート近郊で発見されたマイアサウラの集団営巣地では、
地面を浅く掘った皿状の巣の中に7個から15個の卵が産みつけられ、卵から孵った子供は、まだ歩き回れる態状ではなかったにもかかわらず、歯が磨り減っていました。
これは親が外から餌の植物を運んできて子供を育てていた証拠と考えられ、「良い母親トカゲ」という意味の学名がつきました。
孵化のシーンを見事にフィギュア化。お気に入りのフィギュアの一つです。
サイカニア:
一般にヨロイ竜と呼ばれるアンキロサウリアの中でも、アンキロサウルス科はもっとも進化し、特殊化の進んだ分類群で白亜紀中期から末までアジア、
北米で繁栄しました。サイカニアはモンゴルのサイハン・ゴルで発見され、1977年に記載されたヨロイ竜で、これまでに2体の完全骨格を含む標本多数がみつかっており、
顔の正面(吻部)についた楕円形の大きな外鼻孔、前顎骨を覆う皮骨質の装甲、頭頂部の装甲の減少などが特徴です。
ゴツゴツの鎧竜。しかも黄金色!大判小判がつまっていそうな感じです。ゴツゴツが良くできています。
アクロカントサウルス:
アクロカントサウルスは、最初オクラホマで発見されたわずか3個の脊椎のみにもとづき、1950年に記載された大型肉食恐竜です。
その脊椎の形はアロサウルスに似ていましたが、棘突起が長く伸び、30cmにも達していました。
最近では、オクラホマで見つかった、完全な頭骨を含む全身の54%の骨がそろった骨格にもとづき、性格な復元が行われています。
この恐竜は白亜紀前期の北米においては、今のところ最大の肉食恐竜です。
これは第三弾で一番ほしかったやつです。やっぱ肉食恐竜はかっこよくなくては。
アーケロン:
白亜紀後期、北米大陸は広大な内海によって東西に分断され、この内海にはプロトステガ科の巨大なウミガメ(現世のウミガメとは別の科)が多数見られました。
中でも、アーケロンは最も大型の属の一つで、甲羅の長さが220cm、四肢と首を伸ばした状態で4mに達するものもあります。
彼らの甲羅は完全に骨板で覆われているわけではなく、傘の骨のように伸びた肋骨の上に皮状の甲羅がかぶさった軽量構造となっていました。
第三弾のカメ位置フィギュア。結構気に入っているカメさんです。グレー一色の地味さが良いです。
ティロサウルス:
中生代白亜紀の中頃、中部太平洋における大規模なマグマの噴出により、海洋生態系は大きく変動し、この時陸上からオオトカゲが海に入って急速に水生適応をとげました。
これがモササウルス科の起源です。ティロサウルスはこのグループの中では系統の根元に近い原始的な亜科をなし、細長く前後の大きさがほぼ同じひれが特徴です。
この仲間は一生上陸することはなく、腹の中に胎児をもった化石も見つかっています。
顔がもうすこし凶悪だったら良かったです。配色はもっと派手目でもよかったかも?
アパトサウルス:
アパトサウルスは、かつてブロントサウルスの名で知られていましたが、ワイオミングで発見され、1879年に記載されたその最初の標本は、
実はカマラサウルスの頭骨や脚の骨が混じったものでした。しかし、その後1世紀近くたってからようやく本物のアパトサウルスの頭骨が発見され、
1975年に正しい復元のもとにこの名前に改められました。アパトサウルスには現在アジャックス、エクセルスス、ルイザエの3種が知られています。
このフィギュアはとにかく大きい。(首と尻尾のため)恐竜といったらやはりこやつも入るだろうということで
バッチリきめています。
タペジャラ・インペラトール:
ブラジルのサンタナ累層(アプト期)は、世界で最も豊富で多様な翼竜化石を産出する地層として知られていますが、
このT・インペラトールは、その中でも飛び抜けて奇妙な翼竜です。タペジャラ属の最初の種であるベルンホーフェリ種は、
上下の顎の先端に骨の張り出したトサカがありますが、1995年に発見されたインペラトール種は、異常なほど巨大な帆が頭上に発達しており、
これでどうやって空を飛べたのかが大きな謎とされています。
プテラノドンみたいだけど、ちょっと違います。こういうトサカのデカイやつも好きですね。
ティラノサウルス(旧復元)【灰&赤】:
ティラノサウルスは、ごく断片的な骨格にもとづいて1902年に命名されましたが、ある程度まとまった化石にもとづいて
その骨格が推定復元されたのは1907年のことでした。しかし、この時の化石は2頭分の骨が入り混じったもので、
尾椎の数は実物よりずっと多い54個に増やされ、体長は15mと推定されました。その後、1970年にこの尻尾が長すぎることが指摘され、
次々に保存状態の良い化石も見つかったため、最終的にその尾椎は37個、体長は11m強に落ち着きました。
この模型は、かつてのティラノサウルスのイメージを代表する、アメリカ自然史博物館の標本AMNH5027の旧復元にもとづくものです。
こちらは第三弾のシークレット:ティラノサウルス(旧復元)の3種類のうち灰色と赤色バージョンです。
もう一つは緑色なのですが、残念ながら未入手です。昔版のティラノサウルスのイメージをフィギュア化するとは驚きました。
胴体の長さや尻尾の長さでサイズも結構大きめで、重量感がありこれが食玩?という感じでした。
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