雪国の猫の肉球は
ピンク色の北極熊
nyaaはこの三か月の間
毎日毎日
一日に何度も
玄関風除室とベランダを行き来しました
冬場なので扉を開けっ放しにはできませんから
人間が開けたり閉めたりしないといけません
出ては入り
入りはまた出て
「今行ったばっかりじゃ~ん」と言いたくなるほど
何度も出入りを繰り返します
最初はとてもめんどくさいと思いましたが
nyaaが唯一外と触れ合えるのはこの二か所だけだし
運動不足にならないためにも(ママも)とことん付き合ってあげようと
毎日何度も階段を上り下りしました
そーしているうちに外出せ攻撃が和らぎ
出入りする回数も減ってきた気がします
玄関から風除室に出る時
nyaaは必ず玄関ドアの角に顔をこすりつけていました
出る時
入る時
必ず
一日に何度もこすっているうちに
木製玄関ドアのその場所には
白い跡がついていました
ここは『nyaaの家』という表札かもしれません
【ベランダのnyaa】
【風除室のnyaa】
風除室には長居はしないのですが
最近ベランダには30分くらいいる時があります
日中に出る回数はめっきり減り
その代わり夜になるとしばらくベランダから戻ってこなくなりました
足だけじゃなく
生活のリズムも夜行性にリハビリ中?
先日骨折から三か月経ったと記事にしましたが
実はその日で丸三か月だという事に
ブログの記事作りを始めてから気がついたのでした
それだけ生活が安定していたということなんだと思いますが
nyaaが外をあきらめていないことは明白で
足の状態も順調に回復している様子をみていると
今のこの生活にいつピリオドをうったらいいものなのだろうと
ベランダから外をみつめるnyaaの横顔をみながら毎日考えていました
まあ
春になったらもっと騒ぐようになるかもしれないし
もしかしたら脱走するかもしれないし
何かきっかけがあるまでは
私の手で外に出す必要はないよな~
と
いつも同じ最終結論に至るのですが・・・
足の固定テープが取れたあたりから
ベランダの東側から下にみえるgojo小屋に飛び移れるかもと考えていたnyaa
とても危険だったのでここはブックスタンドでガードしました
すると最近
こーいう危険なマネをするようになりました
次に狙ったのは
室外機の上に作られたnyaaの避難所の屋根のようです
パパは「大丈夫飛び降りないよ」と言いますが
外を歩きたい一心で飛び降りて行くんじゃないかと気が気ではなく
せっかく治った足をまた骨折したらさぁ大変
だし
で
天気が良かった昨日
突然
nyaaを散歩に連れ出すことにしたのです
リード付きの散歩は前にもしたことはありましたが
行って帰ってきてもまた出たがったり
散歩に必要な時間もどんどん長くなったりと
外!外!外!外!
となった経緯があったので
この決断はかなり覚悟が必要でした
私が外に出さなければ
今の安定した生活はまだ続けられるのに・・・・と
リードを手に取りながらも
今ならまだやめれる
今ならまだやめれる
と
もう一人の自分が止めに入ってきました
私の躊躇している気持ちがわかるのか
nyaaも外に出るまでの短い移動距離の間に
4回も床に寝転がり
私に
「本当にいいのか?」
と確認しているようでした
暖かい日差しは
人間の心を緩めるものですね・・・・
玄関からは抱っこして外に出て
念願のウッドデッキに連れて行ってやりました
nyaaがまずしたことは
自分がよく匂いをつけていたところの匂いの確認でした
この複雑な顔
どんな匂いがしたのでしょうね
ほぼ三か月ぶりのウッドデッキ
nyaaはとにかく無言で動きまわり匂いを嗅いだり付けたり
転げまくっていました
nyaaも突然のことで驚いていたかもしれませんね・・・
毎年この時期はウッドデッキの手摺りに上がって
暖かい日差しを浴びていたnyaa
↓前の写真
昨日も同じだったのですが
ただ
やっぱり左足は ブラリ
前の様にお腹の下にしまわず
なんか落ちそうな格好
あまり長くいるとエスカレートしそうだったので
10分ほどできりあげ
また抱っこして家の中に連れて帰りました
そして
一番心配だったnyaaのその後・・・ですが
nyaaは
いつもと変わらずゴロゴロして過ごし
今日も特に変わった様子もなく
ベランダから外をみるだけで満足して寝ています
『案ずるより産むが安し』
だったのかなぁ・・・