この四月から
NHKの朝の連ドラは
岩手県久慈市が舞台の『あまちゃん』が放送されています
同じ岩手でも
沿岸・県北・県南と
方言は各地で微妙に違っていて
ドラマの中で使われている「じぇ」(注1)も
うちの辺では「じゃ」が使われます
っといっても年寄りと接しないと耳にすることはありません
(注1)驚いた時などに使う言葉
ところで
実はうちにもあまちゃんがいます
海に潜ってウニは採らないあまちゃん
うちのあまちゃんはこの春高校生になり
一時間に一本しか走らない電車で隣の市の高校に通い出しました
そんな不便な中
文武両道を謳っている高校で
しゅうが入部した卓球部は
月水金は21時まで、火木は19時まで練習
土日は9時から17時まで一日練習
いったいいつ勉強できるんだろう・・・というタイムスケジュールです
それに加え
15日から五日間行われていた辛く厳しい応援歌練習
一年生が越えなくてはならない最初の試練
多分田舎だけなんでしょうね
こんなことしてるのって・・・
応援歌練習は
大きな声で歌わないと
ステージの上にあげられちゃったりします
じゃぁ どんな風に歌えばいいのか?
↓
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こんなでしょう
応援歌練習を知らない方は
ぜひ検索してみてください
応援歌練習は朝7時からまず朝練があるため
しゅうは始発(6:13)の電車に乗らなくてはならず
毎朝5時起きでした
春休み中は9時過ぎまで寝ていたんですから
生活は一変しました
(弁当作りのママもですけど・・・)
不慣れな生活に恐怖の応援歌練習が加わり
あまちゃんのしゅうの意識は朦朧としていたのかもしれません
15日の夕方
あまちゃんのしゅうから電話がありました
「部活で手を怪我したので駅まで迎えにきて!」 と・・・
ボールを打たずに指を卓球台に打ちつけたしゅう
その日は病院も閉まっている時間だったので
家で湿布を貼って様子をみることにしました
そして翌朝
あまちゃんのしゅうは「病院に行ってから学校に行く」と布団にもぐっていたのですが
朝練もあることだし
ここは一つ頑張って学校に行って
まだ痛かったら
午後の応援歌練習と部活しないで帰ってくれば病院に行けるから・・・と
怖い応援団にも劣らない鬼母は
息子を学校に登校させました
もしかしたら根性出して応援歌練習してくるんじゃないかと期待もしたのですが
期待むなしく早々に帰路についたあまちゃんしゅうから電話があり
駅からそのまま整形外科に向かいました
病院でレントゲンを撮ってもらうと・・・
右手の薬指の先端の骨が
折れていました
じぇじぇじぇ~
見覚えのある骨折処置・・・
nyaaと同じアルミ板で固定です
厳しい応援歌練習から逃れたくて
「痛い痛い」と訴えているとばかり思っていた鬼母
あまちゃんの母も読みがあまちゃんでしたゴメンナサイ
全治一か月・・・以上・・・
nyaaと同じです
怪我をした後に分かったのですが
今月末近くに行われる
高総体地区予選のメンバーに登録してもらえてたらしいのに
この怪我でそれもパーになってしまったようです
これにはさすがのしゅうも
まさに痛い思いをしたようで
不注意の自分を反省したようでした
だけど・・・
提出しなきゃないプリントは〆切り過ぎてるし
家に持ち帰らなくてはならなかった手紙もどこかに置き忘れて失くすし
定期券を学校に忘れて友達に電車賃借りたり
あまちゃんはやっぱりあまちゃんです
骨折した指が薬指というところも
さすがあまちゃんというのか・・・
(他の指だったらいろんなところにも支障が出たんですけどね・・・そこは回避・・・)
薬指って自転車の運転には意外と重要な役割を果たしていたわけで
そこを負傷したために
家から駅まで4キロの道のりを自転車で行くことができなくなり
毎日車で送り迎えしてもらえる生活になりました
自ら選んだ試練の道のはずでしたが
早速試練の一つが除けられました
NHKの『あまちゃん』もこれからの展開が楽しみですが
うちのあまちゃんも
この先どうなることやら・・・です