奥武蔵の風

58 ウクライナに平和を!

 ゴールデンウィーク、あっという間に過ぎてしまいましたね。

 爺ちゃんは毎日が日曜日、1年が丸ごと大型連休なのですが、会社勤めの子どもたちは、ゴールデンウィークしか機会がない、ということで、希望する家族が帰って来ました。

 わが家は民宿に早変わり。接客経験のない爺ちゃんも、にわかサービス産業従事者に変身して、孫たちのおもてなしに専念です。

 婆ちゃんの発案で、鉄道好きな孫のために西武特急ラビューに乗って、皆で横瀬町の「鯉のぼり祭り」を見物に出かけました。じつは爺ちゃんも、2019年にデビューした特急ラビューに乗るのは、生まれて初めてなのです。

 鯉のぼりと川原を楽しんだ後、隣の秩父市へ移動。・・・と、ここまでは順調だったのですが、昼食にありつくのが一苦労。ネットで見つけた老舗の蕎麦屋で、外待ち15分、席についてから注文品が出てくるまで45分の中待ち。

 ようやく出てきた蕎麦は、さすがに老舗、「空腹に勝る調味料なし」ということもあって、まことに美味でした。

 予想外の時間ロスのため、後は秩父神社に参拝してあわただしく帰路についたのですが、この日、強く印象に残ったことがありました。

 それは、秩父神社に通じる道の街路灯のすべてに、「ウクライナに平和を‼」と書かれたウクライナ国旗と同色の旗が掲げられていたことです。

 私たちが観光を楽しんでいる間にも、ウクライナでは戦争が続いているんですよね。埼玉県有数の観光地であっても、「核兵器廃絶平和都市宣言」をした市にふさわしく、ウクライナに寄り添い反戦を呼びかける秩父市と商店街の毅然とした姿勢に、私も大いに共鳴し、ウクライナに思いをはせることができました。

 観光を楽しめるのも、日常を平穏に過ごせるのも、平和であってこそ! ウクライナの現実は、戦争とは、生命・財産の疲弊・消耗・破滅でしかないことを教えています。教訓としなければなりません。

 

(写真上)© 青空に泳ぐ鯉のぼり。横瀬町 鯉のぼり祭り。

(写真上)© ついに乗った特急ラビュー(撮影は別の日)

(写真上)© 街路灯の柱に掲げられた「ウクライナに平和を‼」の旗。

(写真上)© 秩父神社(正面)へ向かう通り。左右の赤い街路灯の柱ごとに、ウクライナ支援の旗。写真では、計4枚見えます。祝日ですから、日の丸も2本見えます。

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