本日(7月26日)から直木賞作家「連城三紀彦」展が東京古書会館で開催される、という案内が大学時代の友人からありました。友人は、連城とは高校時代の同級生で3年間一緒に電車通学した仲だそうです。
展示会は、昨年10月に名古屋市で開催された没後10周年記念展示会の再現の由です。私は、連城の作品を読んだことはなかったのですが、せっかくなので、YouTube の朗読を通じて、直木賞受賞作の『恋文』他3編を「聞き読み」しました。
恋愛心理の機微というより屈折を描く作家の経歴に興味がわき、調べてみると、生涯お一人様、僧侶でもあったとのこと。私と同世代でありながら、こんな風に生きた人物がいたのかと、あらためて感じた次第です。
不幸にして病没されたそうですが、存命であれば今も活躍していたことでしょう。
(写真上)展示会のポスター
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