ごんべんいとへんの身の丈でハッピーブログ

美味しいゴハンと大好きなオトとモノがあふれる場所づくりのための日々を綴っていきます

お気に入りのものもの・その1

2019-11-30 08:37:00 | 日記
自分の店を持つには様々な物理的事柄が重要なのは言うまでもないけれど、
ソフト面ももちろん大事で、
人の心に届くような「自分らしさ」を出したい。

どんなものをどんなところで
出そうかと妄想だけしていても
頭の中のスケッチブックはなかなか埋まらないので、
美味しい物を食べ歩きつつ、
お店の造り・厨房・店員さん・メニューや商品のラインナップなどなどを観察したり、店員さんとお話しをしたりして、イメージを膨らませいっている。

そんな中で、開業を目指すきっかけにもなった「NIPPONの47人」展で紹介されていた、鎌倉の「POMPON CAKES」という移動販売のケーキ屋さんが店舗販売へと形態が変わっていて行きやすくなっていたので、お店の営業日と自分のお休みが重なった日に足を運んでみることにした。

東京都下から電車とバスを乗り継いでたどり着いた「POMPON CAKES」は全部が"ステキ"だった。
シンプルで素朴な見た目のケーキやスイーツ、ゴツゴツと古びた木造の店内、ガラス張りの向こうの清潔で正直な厨房、化粧室もとても可愛くしている。
はるばるやってきたので
「パクパク食べられるオーガニックジャンキーなケーキ」を2つ頼んだ。

レモンチーズパイと
チョコバナナパイ

どちらも真っ直ぐな優しい味で
本当にパクパク食べられた。
なんならもう一つ食べたいくらいだった。

持ち帰りにしたチョコピーナツバタークッキーなんて、ピーナッツバターの香りも味もバツグンだしザクザクした食感も自分好みで毎日食べたいくらいに好きになってしまった。

「POMPON CAKES」を出て3軒ほど隣には姉妹店の「POMPON PANTRY」もあり、こちらでは焼き菓子、可愛らしい調理の道具、アパレルやセレクト品などが置かれていた。
和かで気さくな店長さんが楽しそうにお店の商品の案内をしてくださりその笑顔にノックアウトされてしまった。
初めての来店だったにもかかわらず2つのお店の大ファンになってしまった。

その後も頻繁に行くことはできないけれど、時間を見つけて2つのお店に伺う度に、幸せな時間を過ごし、「美味しいから」とか「好みのものが置いてあるから」だけではない、全体を包み込む空気だったり、人であったりが愛おしいと思える場所作りの大切さを感じている。

そんな気持ちを忘れないでいられる数少ない場所が見つかった幸運に深謝。


これからの暮らしかた

2019-11-29 08:51:00 | 日記
自分のお店をもつことを真剣に考えたきっかけが2つある。

1つは、2年前に渋谷ヒカリエで催された「NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた」という企画展に足を運んだこと。
もう1つは、大好きなアーティストの「やめなくていい音楽」というエッセイを読んだこと。

「これからの暮らしかた」展では、常識に囚われず多岐多様な活動を実践する日本全国の人々が紹介されていた。
自分が飲食の仕事をしていることもあり食に繋がりのあるブースは特におもしろくて「食を媒体に人や街とつながる」「自分のわがままが誰かの役に立つという暮らし方」など、心に刺さる言葉に沢山出会えた。

「やめなくていい音楽」の中で、
メジャーレーベルからデビューして成功できなかったが故に音楽を奏でることを止めてしまった人々や、
音楽以外の仕事を生業にしながら時間をやりくりして音楽を奏でる人々へのエールが綴られているのを読んだ時に、生活の様々なシーンで沢山の音楽にエールをもらい幾度となく救われてきている私が、音楽に対して送ることのできるエールや恩返しはないのかを考えた。

企画展でのさまざまな暮らしかたと、エッセイでの音楽へのエールというのがシンクロした時に、
2つのものが同居できる場所作りというヴィジョンが見え始めました。


身体のメンテナンス

2019-11-28 20:16:00 | 日記
身体を壊して仕事を辞めるとか、
お店を畳むことになってしまうというのは、料理関連の仕事をしているとよく聞く話です。

私自身もご多聞に漏れずヘルニア持ちのせいで2、3年目に一度、腰の痛みや腕の痺れで背骨や腕が真っ直ぐな鉄骨で出来ているのかっ?!というくらいガチンガチンになって
しまい、その度に行きつけの鍼灸院に通院する、を繰り返している。

今年もヘルニアに悩まされる時期がやってきてしまった。
天候のせいなのかよる年波のせいなのか、稀に見るような痛みで日常生活にかなりの影響を及ぼしていて、そろそろ鍼に行こうかと考えていたところ、偶然にも創業セミナーの受講生に整体師の方がいて、休み時間にヘルニアの話をした際に施術しますよと言ってくださった。
セミナーで遭ったこれもご縁かなと考えて早速治療をお願いした。

当日は超音波で痛みの場所を細かくチェックすることで治療範囲を明確にして、施術プランをキチンと立ててくださった。
じぶんが思っていたよりも、広範囲でヘルニアが発症していたようで、頚椎と腰椎の二箇所の治療となった。
まずはゴリゴリに固まって緊張している筋肉ほぐしからということで、温タオルをあててほぼ全身の電気治療を施してくださった。
ついでに目の筋肉もほぐしていただいたのだけれど、リーディンググラスがないと何が書いてあるのかわからなかった本が裸眼でも理解できるくらいに焦点が合うようになって
ビックリ!

次回から1〜2ヶ月かけて
ヘルニアの保存療法となる。

開業した時に、身体を壊して仕事が続けられなくなる!というような事態にならないように、
ここは腰を据えてしっかり治療をするぞと心に誓ったのでありました。

ごんべんいとへん的なスイーツの試作

2019-11-27 22:41:00 | 試作
まかないごはんの
「ごんべんいとへん」

名前先行で
座学や妄想ばかりをしているわけではなく、日々試作も始めています。

レンタルキッチンを併設するギャラリーのオープン準備中の
前職の同僚から、
「来年2月にスイーツのイベントをやるので、何か出してみますか?」というお話をいただいているので、
その試作も始めてます。

2月といえばバレンタインが絡んでいるのを重々承知の上で、
敢えてチョコものではないもの…
というか、スイーツはほぼ門外漢な
自分の好きな甘い物…
そうだっ!「餡子」をフィーチャーしてみようじゃないか!
という、および腰寄りな思いつきからのスタートですが、
好きなものを詰め込んだあんこスイーツをお届けしたいなぁと試作をコツコツと進める日々であります。








ギター工房のある食堂

2019-11-23 16:43:00 | 日記
先日の創業セミナーの経営相談会の後、
夕食時に竹内先生のアイディアの
ギター工房のある食堂の件を
息子に話してみたところ、
思ったよりも食い気味に話に乗ってきた。
ギター工房はさほど大きなスペースはいらないし、木屑やホコリなどが散らないようになっていれば、異種同居は可能じゃないか?とのこと。

陽の光の中、
ギターの音色、
工房で働く人、
湯気の立つごはん…

エクスタシーである。