僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

ひとりぼっち

2016年10月02日 | 日記
昨日の、ブログ。
下書きの途中で投稿してしまい、破棄した文章が散らばっていました。

すぐに読んでくださった方、ごめんなさい。

今朝早く、お盆のお説教に来られた、お上人様から電話がありました。
「〇〇君、星降る街面白いね。」

お盆のお説教に見えられたとき、星降る街を読んでいただく、お約束をしていました。
恐れ多い、と思いましたが、意を決して、お願いをしました。

「この調子で、頑張りなさい。」

ありがとうございました。
頑張ります。

やった!
受話器を置いた瞬間、私は叫びました。

もう、顔は緩みっぱなし。
日蓮宗の、福岡県の重鎮から褒められた。

やった・・・。
この言葉、何度言っても、飽きないよね。

緩みっぱなしの、表情。
誰に、この気持ちを伝えようか。

そんな妄想が、頭の中を支配しました。
今日は、何かいいことがありそう。

そんなことを考えながら、コーヒーカップを流しに運んだ時、
鋭い痛みを、足に感じました。

左足の、親指と人差し指の間。
何かが、噛みついている。

痛い!

私は、片足立ちで、叫びました。

何が起こったのか、わかりませんでいた。
ムカデ・・・それにしては、すごく痛いよ。

スズメバチ・・・多分、そんな感じ。

私は、必死で、足の指にかみついている、「何か」を払いのけようとしました。

黒い、物体。
それは、噛みついたまま、離れようとしません。

毒が、身体に入っていく。

誰か助けて・・・。

家内は、留守です。
この痛みを、どうすればいいんだ!

もうすぐ、ご法事が始まる。
このままでは、正坐もできないし、足袋もはけない。

腫れあがった、足を抱きかかえながら、私はひとり、
誰もいない、お寺の中で、呻き続けました。

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