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ミーハー小父さんの落書き帳

ノルマンディー70年:露、関係修復の好機 首脳らと交流/毎日jp

2014年06月06日 | ニュース
 ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典に出席したプーチン露大統領(後列左)。前列右はオバマ米大統領=AP   



  


ノルマンディー70年:露、関係修復の好機 首脳らと交流

毎日新聞 2014年06月06日 21時01分(最終更新 06月06日 22時20分)

【ウィストレアム(仏北西部)田中洋之】ロシアのプーチン大統領は6日、フランス北西部で開かれたノルマンディー上陸作戦70周年記念式典で参加各国の首脳と交流した。ウクライナ危機の深刻化でロシアが「孤立」を深めるなか、欧米との関係修復に前向きな姿勢を示す好機となった。ただ、プーチン政権は強行編入したウクライナ南部クリミアの返還に応じる意図はなく、対話の糸口は見えても関係正常化には時間がかかりそうだ。

 「(作戦70周年式典は)過去を思い出させるだけでなく、今日と将来の我々の関係構築を促進しなければならない」。訪仏前に仏メディアと会見したプーチン大統領は、ナチス・ドイツとの戦いで連合国が協力したことを引き合いに、ウクライナ情勢を巡る対立の構図を解消すべきだとの考えを示した。

    
この風刺漫画は朝刊から


 プーチン大統領は最近、ウクライナ国境からの軍撤退や先月末に行われたウクライナ大統領選の結果を受け入れるなど緊張緩和に向けたシグナルを出してきた。ウクライナのポロシェンコ次期大統領と顔合わせしたのも、7日の就任式を前に新政権の正統性を事実上認めるものだ。ロシアとしても半年以上続くウクライナ危機からの「出口戦略」を模索しているとみられる。

 今回の式典は、ロシア(当時はソ連)が連合国の一員として重要な役割を担ったことを国際社会にアピールし、国内的には来年5月の対独戦勝70周年に向け愛国心を高めることにもなる。10年前の60周年式典にも出席していたプーチン氏は、歴史的なノルマンディーの舞台を最大限に活用した形だ。

 一方、プーチン大統領は訪仏中にオランド仏大統領、メルケル独首相、キャメロン英首相と個別に会談したが、オバマ米大統領との会談には応じなかった。オバマ大統領は対露制裁の急先鋒(せんぽう)で、プーチン大統領は「ウクライナ政変は米国が主導した」と批判しており、双方の溝の深さを改めて浮き彫りにした。

 またプーチン大統領は仏メディアに対し、ウクライナ東部・南部の編入はないと明言しながらも、実効支配を強めるクリミアに関しては「ロシアの歴史的な領土で、住民の意思によってロシア連邦の一部となった」との主張を繰り返した。欧米との関係改善に動きつつクリミア編入を既成事実化させる考えで、危機を招いた要因は取り除かれていない。


  

 なんだか、時計の針が反対に回りはじめたみたい。さあ、安倍総理ハムレットさん、米露のどっちに近寄る?“To be, or not to be : that is the question.” (「アリマス、アリマセン、アレワナンデスカ」「このままでいいのか、いけないのか」「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」・・・訳はYahoo!知恵袋より)

 「世界終末時計」の針、核の脅威まであと5分なんて下の写真も思い出してしまうね。お~っ怖っ。


  
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6 コメント

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Unknown (ree)
2014-06-07 00:52:35
友達にロシア人がいて、ロシアでは教師で、こちらにはだんな様の赴任で来たんですが、だんな様が亡くなり、今こちらの教職免許を取る為に頑張っているんですが、仕事をしていない状態なので生活は本当に苦しいんです。
でもそれでもロシアには戻りたくない、って言うほど中級層の彼女が言うくらい情勢はよくないんですって。

北朝鮮とロシアは日本でも大きな問題ですもんね。

サッカーですが、タンパまではうちから車で2時間弱で、贔屓のフットボールのホームスタジアムで行われてるんです。
この前もうちは娘のバスケで行けなかったし、今夜も娘のトーナメント・・・(泣)。
しかもタンパ方面でトーナメントなんですよ~。
日本人のお友達は行く人達が多く、指を咥えてます。
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小父さんへ (颯颯(さっさつ))
2014-06-07 07:04:43
国家というものはその国の損得、利害が全てといっても過言ではありません。
それを守るための国の行動には正義の旗がなくてはなりませんが、理屈はいかようにもつけるものです。
テロにはテロの理屈があるように。
世界の常識というのがあるのかは疑わしいものですが、世界の紛争、トラブルを見ていると、地球上から戦争がなくなるというのは夢のまた夢のような気もしています。
日本だけでも、戦争の悲劇を繰り返さないで欲しいと願うばかりです。
返信する
The Longest Day (shizukata)
2014-06-07 20:30:19
昨日、50年ぶりに「史上最大の作戦」を見ました。
なんで今頃放映?と思ったら6月6日がノルマンディー上陸
作戦の日だった。70年経つ。との事。時の経つのは早いものです。
が、世界で戦争は終結したかと云えばそうでもない。あちこちで
いざこざが続いている。
日本は「戦争放棄」したもののそれがずっと続くか?
戦争はご免です。
安倍さんは長年の朋友?アメリカに付いていれば安心という事か。
マンガの通り中露に囲まれたら冷や汗たらたら悪夢のごときでしょう。

それにしても昨日見た「史上最大の作戦」スターがたくさん
出ていましたが、年取って視たらドンパチうるさい映画でした
返信する
reeさんへ (小父さん)
2014-06-07 23:13:48
あれー、確かブログ訪問している時に、友達がロシアに住んでいるってよく書いていましたね。
むしろ明るいニュースを・・・。
そのご主人が亡くなられて彼女はアメリカで苦しい生活を送られているとはお気の毒ですね。

ふ~ん、国内情勢もあまりよくないんですか!
プーチン大統領の支持率が82%なんて言っていますが本当のムードは芳しくないんですね。

対ロシアは、北方領土の返還で森元総理も安倍総理もプーチン氏に擦り寄っていますよ。
それでクリミア問題に関しては欧米に合わせて批判しています。

サッカーやっているところそんなに近いんですか!
みんな駆けつけているでしょうね。
reeさんそれは残念ですね。

もう、いっそのことブラジルに応援に行ったら!(笑)
返信する
颯颯(さっさつ)さんへ (小父さん)
2014-06-07 23:32:01
>国家というものはその国の損得、利害が全てといっても過言ではありません。

帝国主義の時代は何ら不思議なことはなかったんでしょうが、今の世界はそんな様相も帯びてきましたね。

>・・・理屈はいかようにもつけるものです

この大義名分は適当ですね。
北朝鮮にしろ中国にしろ、世界の物笑いみたいなことを平気でいいますね。

>テロにはテロの理屈があるように。

はっはっは
彼らの世界のみで通用する論理ですね。

>世界の紛争、トラブルを見ていると、地球上から戦争がなくなるというのは夢のまた夢のような気もしています。

私も人類あるかぎり永久戦争だと思っています。
イスラエルとその周辺国なんて矛盾の塊からのスタートなんだから他人が仲裁しても一時しのぎでしょう。

>日本だけでも、戦争の悲劇を繰り返さないで欲しいと願うばかりです。

いや、高村正彦副総裁は一見冷静に聞こえてきますが、
やはり安倍総裁の意向どおり動いているように見えますし、
スイスみたいな永世中立を前提の強大な軍事力ではない限り、簡単に世界各国の紛争に巻き込まれるでしょうね。
なんでそんなことをやりたいのか総理の考えが理解できません。
アメリカ追随だけで日本の平和が保てるとは到底思えませんね。
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shizukataさんへ (小父さん)
2014-06-07 23:47:07
>昨日、50年ぶりに「史上最大の作戦」を見ました。

ご覧になっていましたか!
私も録画は録っているんですが、確か3時間くらいの映画だったんでは。

>6月6日がノルマンディー上陸作戦の日だった。

ぴったり合わせていましたね。
この映画が公開された頃は音楽だけでも相当流行っていました。
懐かしいものです。

>世界で戦争は終結したかと云えばそうでもない。あちこちでいざこざが続いている。

まったくですね。

>日本は「戦争放棄」したもののそれがずっと続くか?

いまの安倍総理、石原慎太郎氏はその憲法から変えたいんですね。
私は元々保守的なんですが、今の両者の発言なり向いている方向には疑問を持っています。

>安倍さんは長年の朋友?アメリカに付いていれば安心という事か。

プーチン氏を秋に日本に迎えるそうですが、北方領土があるから、政府はロシアにもいい顔を作っていますよ。

ロシアなり北朝鮮なりを信用して交渉することが心配ですね。

「史上最大の作戦」の各国の俳優はたくさん出演しているようですね。
戦争とはあのように無残なものだということを、先ず国のトップからあの映画で学んでほしいです。

人間は将棋の駒じゃーないんだから・・・と。
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