(2020年の挑戦の自衛官役。ギラリと光る眼光がすごい)
初代ウルトラマンの世代に育った50代後半の年齢のオジンにしてみるとウルトラマンとハヤタ隊員の印象はさておいて、なにをもってもこの人村松キャプこと小林昭二さんの放つカッコよさは今になっても鮮烈です。
(必死で見たんだ!と迫真の演技の小林さん)
小林昭二さんは65歳の若さで癌でお亡くなりになりましたが、ウルトラマンのヒットをとらえて仮面ライダーの先生役 立花藤兵衛 役も大ヒットし特撮の「おやっさん」はこの人で決まりと言う感じでした。
小林昭二さんは俳優座出身でそのレベルの高い俳優養成所で鍛えられただけあり、演技は鋭さが際立っています。
ウルトラマンのムラマツキャップは役柄で科学特捜隊のリーダーとして隊員を育てていましたが、撮影仲間でも良きリーダーとして黒部進さんや桜井浩子さんらを育てておられたようです。黒部さんらは普段でもキャップ!キャップ!と呼んでいたとか。w
特に仮面ライダーの立花藤兵衛役はロングランでその人気もさることながら、俳優としての人生を考えるとそのロングランのため、もうこの役を降りたいと申されたとかです。
ウルトラマンのキャプの役どころををとらえたのはウルトラQの「2020年の挑戦」というエピソードの中でパイロットとして飛行中に見た怪奇現象を仲間に必死で説明する場面がありその演技が非常にすばらしいとのことでリーダー役に抜擢されたとかでした。
科学特捜隊の制服はオレンジ色のかっこいい制服でしたがご本人はこれを着て公道で撮影するのが恥ずかしくて恥ずかしくていやだったとかです。wまた、かと思えば、デパートの中に突然現れた怪獣を見た科学特捜隊のメンバーの反応は絶対映像としておかしい!とりなおし!と言ってひきさがらなかったとか・・・という流石に俳優座出身だけのことはあります。
昭和の親父は頑固だけれど面倒見も良かったようで多くの役者さんが小林さんを高く評価しています。
人気があり特撮での役柄の出演依頼を受けられたようですが固辞し後輩に席を譲り勇退されたのも潔い名優ならでは。
そんな人こそ 真の侍 と呼ぶべきと私は思うのです。
名優ですね。
ムラマツキャップについては、また別にコメします。
キャップと立花藤兵衛以外の小林さんのイメージを聞くと、西部警察と答える人多いですね。 私は、見ていなかったのでコメできないのですが、やはり おやっさん みたいな存在だったのでしょうか
①萬屋錦之介の赤穂浪士の原惣右衛門役。
これはね~、小林さんのようなベテランが古参の浪士役で入られたのでと締まりましたよ
②市川崑監督金田一の映画にすべて出演。
③『カゲスター』の屯田警部役。 これは、立花藤兵衛と真逆のような三枚目の警部役で面白かったです。
丸い瓶底眼鏡かけてて。
④『佐武と市捕物控』という石ノ森章太郎のアニメ時代劇のナレーションも良かったです。 小林さんは生まれも東京だからでしょうか、なんか江戸っ子が語ってるような感じに聞こえるんですよ
石ノ森作品とのご縁は深いですね。
⑤『特捜最前線』も東映なので、ゲスト回が多いです。
特に第36話は、ファン人気投票で13位(全509話中) らしいです。 私、東映チャンネル加入しているのに見落としました(ToT)。これはイタイ。
⑥吉右衛門さんの鬼平のゲスト。
どれも良かったです。 まさに燻銀の演技です。
⑦『燃えろアタック』というバレーボールのスポ根の主人公の父親役。 これも実は石ノ森章太郎作品。
こういうアイドルドラマも、小林さんが加わることで、きちんと制作された作品であると評価されます。
⑧個人的には、中村梅之助『そば屋梅吉』というマイナーな時代劇にも思い出が。
石田信之さんがゲストだから見てみたら、大友柳太朗と小林さんも出ていました。 すごい贅沢なキャスティング!!!でした。 良かったですよ
刑事役、父親役もいいですが、悪役も個性的な悪役が多いですね。 小林さんは、川合伸旺や外山高士みたいな ザ・悪代官のような悪役じゃないですよね、タイプとして。 小林さんの「であえ~であえ~」は見たことないです(笑)。
キャップを演じた時は36歳。 もっと上に見えました。(失礼ながら) 老け顔だったのか。 そのせいか、年を重ねられても変わらない印象があります。
あ~、小林さん多すぎて頭の思考にキーを打つ指が追いつかない~(+。+)。
またコメしま~す
にしても、その情報量のすごさ!
①から⑧まで拝見しましたが①➁は知っていましたが、あとは全く。ww
小林さんはムラマツキャップと立花藤兵衛で決まりと思っていました。
小林さんは美男子系の二枚目ではないし長身でもない、でも男の目から見ても良い男です。毅然とした何かを放っておられますね。昭和の男は小林さんのような人が多く、そのオーラを放っていました。今の男どもはそのようなオーラはないですね。
悪役は大映の佐藤慶が伊右衛門役の四谷怪談で直助の役。大映にゲスト出演かも。
丸の内さんやすみれさんにお聞きしたいのですが、なぜ小林さんがある時から特撮の出演を固辞されたのかその辺感想 意見などお伺いしてみたいです。
小林さんが、立花藤兵衛役を固辞された「役者として次の段階ににすすみたいから」と書いてあります。 でも、私は、天本英世さん(死神博士)のWikiに載ってるような理由もあるのかな~ と勝手に思ってます。
天本さんは、大人になっても仮面ライダーに熱中するヲタに、「世の中にはもっと大切なものがある」と、厳しい態度を取っていたそうです。
小林さんの場合も 、(天本さんのような厳しい態度でないけれども) 「自分も俳優として前に進みたいし、 仮面ライダーが好きだった子供達も、前に進んだ方がいい」 と思われたのでは…と推測しています。
天本さんも、小林さんも戦前派。 幼少期から、(日本の事とか、生き方とか) いろいろなことを考えて生きてこられた世代だと思いますので。
ただ、私は、ウルトラマンやライダーには、正義の心とか 他をいたわる優しさとか 勇気とか 大切なものがたくさん描かれていると思います。 幼少期にそれ見た大人たちは、番組を通して徳育も学んだようにも思っています。 (なので、大人になってもライダー好きという方を 私は笑ったりしません。 良い作品を見て育った世代なのだな~と思います(^O^)
その時、現社長が 「一番最初に安藤百福が開発したカップヌードルが最高の味。 一番最初に最高のものができてしまっている。これを超えることはできない」と語っていました。
確かに、チキンラーメンも カップヌードルも変わらない味のままで いつの時代も愛され続けている。 きっとこれから先も。
これを見ていて ふと、ウルトラマンとセブンもそうではないのか? と思いました。
ウルトラマン(シルバー系の祖) とセブン(レッド系の祖)は、シリーズ最初にして最高の作品であるのではないか。 と思いました。
勿論 エース 帰マン タロウ レオ等、良い作品がありますし、平成ウルトラマンも頑張っているのでしょう(見てないけど)。
でも、マンとセブンを超えることはないのではないでしょうか。 シリーズ最初にして最高の作品。 不滅の金字塔のような作品ではないでしょうか
そんなウルトラシリーズの祖・初代マンを作り出したのが、円谷プロ、円谷英二 そして初代キャップを演じた小林さんの名演、(ただの子供番組ととらえなかった)役者としての真摯な姿勢だったと思っています。
シリーズ最高のキャップではないでしょうか
さて、小林さんが固辞した理由は丸の内さんの分析が鋭いですね。天本さんのような比較は初めて聞きました。
人それぞれの見解がありますが、私は 小林さんはもっと色々な役柄をされてみたかったんだと思います。
「役者として成長したい」というのはよく理解できるのですが、さて、では そんな役を?と思えば・・
監督やディレクターは一体小林さんに色々な役柄を与えるというのは難しいですね。
まぁ、美男子系ではないので恋愛ものは微妙ですが、ひよっとしたら悪役とかももっとしたかったでしょう。
また、ひょとしたら剣客なんかやってみたかったんじゃないかなと思います。大柄な役者さんでないですがあの独特な表情で刺客なんか演出するとまた違った魅力が引き出されたかもです。小林さんはどのような役をやりたいと仰せだったのかどうか?それが最大のキーポイントではないでしょうか?
普通はそうですね、町工場のおやっさん役とか中小企業の会社の社長なんかが適役だと思いますがそのようなものから小林さんは脱したかったのかも。
またご本人は俺もはあいつより演技がうまいと思うがあいつのほうが人気があるとか、ひょっとしたら口でいえない屈折した感情もあったのかもしれません。
視聴者は役柄のプレースメントなどどうえもよく立花藤兵衛がベスト、ムラマツキャップがベストと思っているから視聴者も丸の内さんのような分析家が多かったら久林さんの展開ももっと広がっていtかもしれないのでその点では視聴者も成長すべきだったのでしょうね。
ご返答ありがとうございました。
> 「一番最初に安藤百福が開発したカップヌードル
>が最高の味。 一番最初に最高のものができてし
>まっている。これを超えることはできない」と語ってい>ました。
>確かに、チキンラーメンも カップヌードルも変わら
>ない味のままで いつの時代も愛され続けている。 >きっとこれから先も。
これはわかりますねーーー。
スタジオジブリの となりのトトロ などは視聴者が続編を作ってほしいとか言いだしましたが宮崎監督はとなりのトトロはあれで完結と言い放ったのが思い出されます。
洋画のエイリアンシリーズも続編ができてヒットしたけれどエイリアンVSプレデターみたいな興業的には良かったかもしれないけれど変な作品になったして陳腐化。エイリアンシリーズの女王 シガ二―ウィーバーさんは秀才で演技派の俳優でしたが、結局エイリアンシリーズだけの女優になってしまい幅が広がらなかった。
視聴者はそれがベストなんですが女優さんとしてはフラストレーションがたまった典型でした。小林さんもにもこれがあてはまります。
見方を変えて・・ミラーマンはあの1本だけでした。
続編はなかったですね。しかしそれが良かったかもです。スペクトルマンとかファイヤーマンとかジャンボーグAなどいろいろ出たけれど歴史に埋まって思い出してももらえない。
しかしミラーマンは思い出して語られるというのは続編化しないで秀逸な役者さんや撮影陣でかためて制作した作品だからそれを超えたものが現れなかったのと思います。
最初にして最後それが良い作品つくりの基礎なのかもしれません。
洋画の話が出ましたが、
よしひろさんは 英語で視聴されるのでしょうね、きっと(^_^)
私ゃ 英語はとんとダメなんで、字幕を追ってまふ。
ダイハード1なんて、英語で視聴できれば 迫力あるだろうな~。
以前TVでダイハードやった時、吹き替えをTM(飛び出せ青春の人)がやっていたのですが、 下手でした(>_
英語の字幕はかなり意訳で日本人にわかりやすく意訳していますよね。
字幕なしで聞き取るとわかるのが全体の10%ぐらいです。笑。何度も聞いてわからないものはやはりわからないですよ。日本人の英語は日本英語で欧米人と発想がことなるので英語でないんです。笑
以下のような例もあって簡単な単語は中学英語でも
意味がさっぱりというのもありますよ。
WIKIからの引用 Make my day ! について
Make my day(メイク・マイ・デイ)は、英語で「(相手のおかげで)良い一日だった」「楽しませてくれ」という意味の俗語。映画『ダーティハリー』シリーズで、ダーティーハリーことハリー・キャラハン刑事が、銃を突き付けた敵に皮肉混じりに言ったことから有名になったが、本来は素直な賛辞である。
見ていて半分もわかっていないのです。w