和歌山大学の学生さんの調査で南紀白浜がかなりのサンゴが見られるというレポート「白浜サンゴMAP」という作品を以前紹介しました。しかし、実際の地図上ではどこかわかりにくいのでグーグルMAPであてはめて画像ソフトで少し色ぬりをしてみました。
白浜はダイビングではよく知られ、10~20m程度潜ると竜宮城のごとく美しい世界が広がるというのは過去から写真やグラスボートの記事などで紹介されています。
しかしダイビングはライセンスもいりますし相応の費用もかかります。そこで水深5m程度のシュノーケリングの許容範囲で見れるスポットというのが上の画像です。
それによると 円月島周辺、臨海海水浴場の近くの田尻などで視界30~40%程度にサンゴが目に入るというスポットが見いだされます。無理はできませんが水深10m付近では75%以上もの高密度のサンゴ群落も見られるというのですからこれはアクアリストにとって驚きです。
臨海浦周辺は関西の採集家も良く訪問するスポットです。どのようなものがとれるのか存じませんがチョウチョウ数種類やまれにサザナミぐらいではないでしょうか?それなら別に白浜に行かなくてももっと和歌山市街の近隣の磯にあるので白浜への訪問はやや無駄足ではないかと思います。もっと種類が欲しければ串本へw。ここは 関西から近隣の珊瑚の鑑賞用スポットと位置付けたいですね。
また、熱帯地方のブルーのスギノキサンゴやピンクのストロベリーサンゴなどは当然見られないのでこれはないものねだりでしょう。
今夏はバイクや車でできれば宿泊もしてじっくりこの周辺の宝箱の水中映像をご紹介できればと思います。