パニアフル装備で乗り出し60万は安い!!
(価格が良心的なスズキ VSTROM250
先般 カワサキ ヴェルシスX250 ホンダ ラリーCRF250 などのアドベンチャー系の250CCバイクが出ましたがいずれも 乗り出し価格が70万円近くになっており、少々驚きでした。
特にカワサキ車は指名買いの傾向にあるから70万円近くになっても別にどうということはないのような調子で価格についてはあまり考えられていない様子です。私のDトラッカーXはファイナルエディションも乗り出しで60万円を超えているようでこれもあと5万円ぐらいは本来ならば差し引いて販売すべきところでしょうが価格についてはメーカーはなにも考えていない様子。新しく作ったから価格はこうなったといわんばかりです。
ホンダ車も新型CBR250RRは色々な新機構が付随しておりメーカーから言わせると排気量でなくて機構の差別化が図られているから気にしないでほしいということでしょうがさすがに乗り出し価格80万円ていうのは・・・それならリッタークラスのいいの買うよということに。w
要はほとんどのメーカーは考えていないと私は思います。
ところが スズキはその点を過去から 安物販売だとか中華製だからとかバッシングをうけながらもきちんと社是をアピールしており
「良いものを適正な価格で販売する」というスタンスが崩れていないのが魅力です。
まだ価格については迷っておられるのか会社の中で決まっていないようですが 2017年のスズキの目玉新型 VSTROM250は明らかに上記のモデルとは別格で良いものを適正な価格路線を打ち出しています。
カワサキべルシスは34馬力の高出力で大柄の車体はツアラーとしての貫録がありますが足つきが良くないのと低速でのトルク不足が非常に気になります。アドベンチャーを謳っていながらオフロードは走らないでほしいと会社が言っているのはコンセプトが甘いと思います。ABSを標準装備していますがそれで乗り出し70万円というのはいかがなものかと正直言いたい。
スズキのVST250はオンロード専用と当初から宣言しており馬力は24馬力と表示は少ないですがトルクが絶大で90km程度までなら180㎏もの車重を感じさせずぐいぐいと加速するとも。最高速も140km程度出せるなら高速では他のライバルと比べて遜色はなくライバル車も覆面パトカーやレーダーを気にしながら走るなら同じ土俵ですからVST250で充分ということになります。
VST250の予想価格は色々と出ていますが標準価格税込みで56万円乗り出しで60万程度らしいですが、販売店の努力値下げもあるだろうから実質乗り出し55万円前後でないかと予想されます。本年の新型GSX250Rがすでに乗り出しで50万円をきるところも出ていますのでVSTも価格はかなり抑えられると予想します。
では、価格が安いなら装備は貧相でないんかということですが、価格が高くて標準装備が貧相なのはカワサキ、ホンダです。笑
VSTROM250はセンタースタンド、USB電源、専用キャリア、ナックルガードも標準装備となっているようでABSはないにしてもこれだけついていて価格が税込み56万ならお買い得でしょう。(ABSは圧力団体のエゴで義務化されたような副産物ですから本来ならいらないはず。)おそらく販売店さんの努力で乗り出し55万円程度なら非常にリーズナブルと言えます。カワサキヴェルシスはツアラータイプでないとこれらの装備はついておらずツアラーを選択すると70万近くの乗り出し価格になります。
専用パニアケースも3つつけても60万程度なら夢のアドベンチャースタイルが100万以下でGETできるとなるとこれは買いではないでしょうか。
正式な価格は来月に公表されるらしいですので大いに期待したいですね。
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