海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

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時代劇とヒーローもの 64 加藤剛さん

2017-06-24 11:22:12 | 時代劇とヒーローもの
 
 
加藤剛さんといえば 「大岡越前」という定番イメージがあると思います。


イメージとしては何か強い裁判官のような感じで刃を使ってバッタバッタと悪人を切りつける
というより悪人どもの捕獲は下の腕っ節の良い岡っ引きや同心にまかせて、縄がかかった悪人を
そのシャープな目で「打ち首獄門を申しつける!」「島流しを申しつける!」
など冷静に言いわたすシーンが印象的です。


加藤さん自身は俳優座の出身で演技はうまくておられるのですが、役柄が 真面目な役が多く
はめをはずした役柄はあまり見た印象はありません。時代劇の悪役は見ていないし、結婚詐欺師
みたいな役もないですね。ひたすらクリーンな感じ。

先生役とか灯台守とか・・・ひょっとしてラブロマンスはあったかもしれませんが。

でも時代劇はなんといっても大岡越前です。WIKIによれば約30年間大岡越前の主役でがんばって
こられたのですからこれは本当にすごい。勲章も授与され栄誉に輝かれました。


いつも思うのですが役者さんはその役になりきるのが使命。
そのためには歴史の勉強もされるだろうし時代背景とかも頭に入れておかれるのでしょう。
そうすると現代人というより江戸時代の人になってしまい現代人
としての葛藤はないのかなど余計な事を考えてしまいます。

「打ち首獄門!」と普通の人ならなかなか言えませんよね。(隣のおかしな国の将軍には即刻言いたいけれど)

せっかく俳優座を出られた名優さんですから羽目を外す役とかもやっていただきたかったし、メガネをかけて
ミラーマンの御手洗博士役などをやればクールでよかったかもとふと思います。

現在も活躍されていますので末永く時代劇のために頑張っていただきたいものです。

 
豪華キャストだったんですね。
 
 ニヒルな人も熱演されてました。
 
 


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7 コメント

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加藤剛さんが黒縁メガネの意外な作品 (丸の内)
2017-06-24 16:58:09
うわぁぁぁ。 平幹さんのとこのコメをのんびり入れていたら、
加藤剛さんがっ。(≧◇≦)

大岡越前ですよね。 これはまた後ほど。

越前以外ですと・・・

まずは、映画「影の車」を挙げます。
原作は松本清張の「潜在光景」。 監督は野村芳太郎監督。

昔、日曜日の映画劇場みたいなので視聴しました。
引き込まれるように見てしまいました。
原作もすぐに買って読みました。
原作もすぐに読みたくなったんです!

あの大岡越前の加藤剛さんが、黒縁メガネの神経質そうなサラリーマン。
岩下志麻さんの未亡人と不倫 ←大岡忠相が不倫(~_~;)
そして、岩下さんの子供によって、ジワジワと・・・精神的に・・・。
ラストで、潜在光景という題名の意味がわかるのです。
YouTubeにあったら、是非

私は、映画を見た本数は少ないのですが、
この「影の車」は、人に勧めたい逸品です。

(あとは、小林麻美の「真夜中の招待状」。偶然。これも野村芳太郎監督でした)

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Unknown (よしひろ)
2017-06-24 18:47:28
丸の内さん:こちらもありがとうございます。

影の車ですか。YOUTUBEでは予告編出ていますね。
松本清張さんの名作とか。

加藤さん黒メガネのサラリーマン役でこれはお似合いかも。不倫と言うのがいままでになりパターンですね。

良く見ますとリメイク版もあるようで これは風間杜夫が主演でした。これはTVでYOUTUBEで見れるみたいですよ。

引き続きよろしくお願いします。
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Unknown (丸の内)
2017-07-02 10:55:41
よしひろさん、こんにちは。雨は大丈夫ですか?

つづきです。

『影の車』の他に 印象に残っているのは、
長編時代劇『関ヶ原』の石田三成役
NHK大河『風と雲と虹と』の平将門
  〃  『獅子の時代』で菅原文太さんとダブル主役


平将門は、伝説では乱暴者のイメージがありますが、加藤剛さんの将門は、真面目で、品の良い感じ。緒形拳さんの藤原純友と対照的でしたね。
荒くれ者の将門にするならば、加藤さんが主役でなかったかもしれません。

石田三成役は、清廉潔白な三成でした。最期の処刑のシーンも堂々と死に向かうところが、良かったです。

歴史上の人物って、原作や監督の解釈や表現の仕方で、変わってくるものですね。 
特に、戦国時代は、誰を主人公にするかで、敵味方が入れ替わる。そこが、戦国物の面白いところですね。

で、『関ケ原』は、加藤さんの石田三成が主人公なので、西軍にたっぷりと肩入れしたストーリーでした。w w w
加藤剛さんは大岡忠相ですので、視聴者は「大岡越前が三成やってるよ~」と最初は思うのです。最初だけ。 話が進んでいくと、(大岡越前は頭から離れてゆき)もうその役柄として見てます。

中谷一郎さんも同じ。「あらあら、弥七が大高源吾 演っちゃって~」と思うのですが、弥七とは違う。大高源吾なのです。仕事人の辻平内なのです。

越前や弥七のように人気のある役柄だと、役のイメージが強いので、他の役をやる時に支障もでてくるのかもしれませんが、同時期であっても、何人もの人物を演じ分けることができる・・・実力のある俳優さんはすごいなぁと思うのです。 

またコメしま~す
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Unknown (丸の内)
2017-07-02 22:47:52
大岡越前についてコメさせて下さい。

大岡越前は長い間続いていたので、初期の頃と後半では、別の作品?くらいの違いがありますね。 

初期のころは、大岡忠相以外に、伊織(竹脇無我)、忠高(千恵蔵御大)、吉宗(山口崇)が、主役同様に話のメインになっていました。 そこが見どころだったと思います。 
なので、千恵蔵御大が亡くなられて忠高がいなくなる第4部までを初期、
村上同心(大坂志郎さん)がいなくなる第10部までを中期、
と、私の中では そう位置付けています。

大岡越前の情報はWikiに詳しく載っているので、コメでは個人的に好きな作品を挙げたいと思います。

1部9話 鬼面夜叉

1-16 義賊木鼠小僧…川崎敬三の演技が泣かせる。今も再放送されると、「泣けた~」というスレが立つほど

1-19 悪魔の人形使い…題名も話もイイ。有川由紀さんが美しい。これを見てファンになりました。

2-23 鬼の目に涙…笠置シヅ子扮するスリの婆さんが最高。上手いっっ。

3-16 殺しの長脇差…夏八木勲さん熱演。改心した夏八木さんが差し殺されるラストがすごい。小学生の時これを見た後、フラフラになり具合悪くなった

特に好きなのが、鬼面夜叉。
鬼面組が横行する江戸の町を守ろうと、伊織が夜警隊を作った(←伊織は医者なんだけど、こういう出しゃばったことよくやる)。
鬼面組を追いかけた伊織と大工?さん。鬼面組が投げた手裏剣で、呼子を吹いていた大工さんが死ぬ。
→大工さんの女房は、泣きながら伊織を責める。町の人は夜警をやめてしまう。伊織苦しむ。忠相は必死に探索 
→ラストで、また鬼面組が現れた時、また町の人が集まる。女房も伊織の元にやってくる。「うちの人の敵を討つんだ」と。
もー、このシーンが泣けて。女房も呼子を吹くんです。ここも泣けて。
最近再放送で見たけど、やはり涙が。胸が熱くなる。
また、鬼面組の女首領の哀れさも心に残る。

初期の大岡越前は好きな話が多いですね。

またコメさせてください
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Unknown (よしひろ)
2017-07-03 05:15:13
丸の内さん:こんにちは。コメありがとうございます。

大岡越前はたしかにロングランですね。色々な俳優さんで入れ替わりしましたが、加藤剛さんが主役をずっと務められていたのは敬服します。

>伊織が夜警隊を作った(←伊織は医者なんだけど、>こういう出しゃばったことよくやる)。

これは面白いご指摘ですね。医者は頭がいいから現在でもたしかに時折でしゃばったことします。

私はどのエピソードがというのはありませんが、加藤剛さんのさっそうとしたあのさばき方はスマートだと思います。

また、コメ寄せてくださいネ。
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Unknown (丸の内)
2017-07-17 01:04:42
よしひろさん、こんにちは。

高校野球の地方大会やってますね。 私、高校野球も好きで、地方大会から楽しみにしています。
甲子園も観に行ったことあります。ちょうど、天理高校の試合の日でした。有名なブラバンの応援を近くで聞けて嬉しかった思い出があります。

また、大岡越前のコメさせてください。

大岡越前の第1部の最終回は、前後編で、天一坊事件のお話になっています。

子供の頃から何度も再放送でみていました。大人になって気付いたのですが、この回、ゲストがスゴイです。

山形勲扮する山内伊賀亮が、(当時のアイドル俳優の)太田博之の天一坊を連れて乗り込んでくる。

ここで、特筆すべきは 伊賀亮の配下。
天津敏・江見俊太郎・金井大の三人なのです。この配役は贅沢ですよー。

天津さんと江見俊さんといったら、悪代官・悪家老など通常の話ならば、悪の親玉を演ってる御方です。
このお二人なら山内伊賀亮をやってもいいくらい。
なのに、あえて山形さんの手下役にまわっている。 
これは山形さんが大物であるからというべきか。

金井大さんも、悪徳商人や地回りの親分も演れば、たたき上げのベテラン刑事も演る、善悪を演じ分ける名優。この大岡越前でも、悪坊主役が上手かったです。

このお三人を従えて、越前に挑戦する山形さん。
いや~見応えありました。

忠相に…いや、幕府という巨大なものに勝負を挑む山形伊賀亮。
そこには反逆者としての美学がある…かと思いきや、ラスト、形勢不利と悟るや、天津さんたちを見捨てて、自分だけさっさと逃げ延びようとする ずる賢い男の姿がありました。
そして忠相によって成敗。
第一部の最終回に相応しい大作でした。


他にも大岡政談で有名な 三方一両損や縛られ地蔵(これは実際は大岡政談ではないらしい)は、TV版大岡越前では 配役・設定を変えて何度も登場します。
こちらも見所だと思います。

それでは、また~
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Unknown (よしひろ)
2017-07-18 18:57:33
丸の内さん コメありがとうございます。亀レスになってしまい申し訳ありませんでした。暑い日が続きます。

当時はかなり時代劇の重鎮が出演しておられたんですよね。大岡越前もキャストを見ると おお!てのがかなりあります。千恵蔵さんが出ていたりしますし。

当時のTVは片岡千恵蔵、山形勲さんなども出ておられ豪華キャストでしたんですね。

山形勲さんも確かに貫禄ありますね。大切な人忘れていました。

あの方 悪役、大親分、侍役などもこなす名優でしたね。

良く出ておられました。

結構大男な感じで清水の次郎長の映画で着流しの浪人の役をされているのが大変印象に残っています。
結構恰幅があり男の色気も漂っておられ調べてみると43歳の時の役柄であったようです。

かと思えば座頭市かなにかの山賊親分の役柄で赤フン一丁で刀を振り回していた役柄もあり・・
結構変わっている人だなと思えました。

こんど山形勲さんなど取り上げてみたいです。

ありがとうございました。









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