まだ怪談話には、時節が少し早いかも知れませんが、これは怪談でも何でも有りません。
幽霊というものが、本当に存在するのかと言えば、人間が、エネルギー体であるという見地からすれば、当然存在するというほかありません。では、それはどのようなものでしょうか。
人間には、自分自身がどのような存在で、どのような姿をしているのか、についての意識、というものがあります。自分は、こんな顔をして、こんな格好をして、足の小指の爪はこんな形で...とか、いつもこんなことを考えている、というようなことですね。
そして、それはそのままエネルギー体としての状態でもあり、肉体が有ろうと無かろうと変わらない、と言うことなんです。
人間は、死んでしまえば、それで生存中の今の自分の思いも何も消えてお終い、と考えている人にとって、肉体を離れても意識がまだあると言うことは、イコール自分はまだ肉体である、ということになります。だから、自分はまだ死んでない、と思ってしまう訳ですね。
そうなりますと、幽霊というものになるような意識状態は、ある程度、重いエネルギー密度の状態ですから、生存していた場所近辺に、生存していた意識のままで、エネルギー体で留まってしまう可能性があります。
そうした状態が、見る人が見れば、また見えなくても、いわゆる幽霊であるということになります。
このご説明を読んでいるような方は、まずそういう状態になることはないでしょうけれども、自分が本来エネルギー体であるということを知らず、加えて、この今の世界に何らかの執着があると、そうなってしまう可能性があります。
私たちのエネルギー体としての生命は、消え去ることはなく永遠のものである、ということをよく認識、理解して、たとえ体を離れたとしても、霊界のサポートもあるし、いろいろなアセンションの仕方もあるし、霊としての無限の楽しみもあるということで、楽しく前向きに進んで行きたいものです。
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