地球の成り立ちについては、すでに簡単にご説明しました。基本的に、生命体というものはエネルギー体で存在しているのが常態であり、地上のように物理的なレベルの場所は、何らかの特別な目的、意図をもって設けられた場所です。地球の場合は、何でも揃った体験ゾーンのようなところだということで、その歴史の中では、宇宙中から物理的に、あるいはエネルギー体でいろんな存在を受け入れてきた、という事でした。
ところが、時を経るに従って、楽しかるべきその体験よりも、地上の物理的なものごとに心を奪われる人々が出てきたんですね。例えば、金(キン)などの財物や土地などの所有、占有、競争、社会的地位の上下などの概念の発生により、その体験を間違った(所期の目的と違った)ものにするケースが増えてきた、ということなんです。
そこで、霊界の指導層では、地上の人間に入るべきエネルギー体をいくつかに分割し、順繰りに地上生活を体験するようにする、との決定がなされました。次に地上を体験する分霊が、霊界(その方の存在する次元)から地上の自分の分霊を見守って、間違った方向に向かわないように、インスパイアにより指導していく、という善後策が講じられたわけです。
少しお話が迂回しましたが、この分霊の方が、ある意味、地上の私たちを見ている最も身近な存在である、ということになるかも知れません。まあ、自分を見ている別の自分の一部、という感じでしょうか。
他には、私たちが地上で何らかの活動を目論む場合、例えば音楽活動とかいろいろですね、する場合はその水準に合った指導霊が付く場合がある、ということもあります。
他には、地上よりも高い次元の存在には、地上の生活は、その気になれば見えるということですね。
例えば、私たちが、すでに亡くなって地上を離れた誰かのことを、思い浮かべたりすると、その相手にも私たちのことが見えてきて、その方を引き寄せることもあるということです。
他には、おなじ空間の、違う次元に暮らす精霊や高次元霊のような存在にも、私たちが見え、場合によっては干渉が起こる可能性がないわけではありません。
あるいは、私たちがある(周波数)レベルの想念を抱いた場合、そうした振動レベルのエネルギーによって、私たちの姿がその意識レベルに存在する者たちに見え、そうした存在を引き寄せる場合もあるでしょう。
このように、私たちの生活空間は、様々な存在と場を共有しているという事なんです。
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