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地球人類の創造?

2017年10月13日 | 歴史関連
地球の神霊であるテラとガイアのお二方によって、地上に生物の創造が行われ、スペースエンジェルの力添えもあって、巨大な昆虫たちが地上に充ちたところまでご説明して来ました。それが三十六億年程前までのことでした。

それから十億年程は、それほどの進展はなかったのですが、それは、実は、地球から月を分離する為だったのでした。

月の分離は、地球にとって、それまでの地上の生物の殆んどを失うなど、大きな痛手でした。でも、海中に残っていた僅かの生物からのやり直しでしたが、月が出来てからの地上の回復は早いものでした。まあ、月のセレニティ様からのエネルギーの放射の分も増えましたからね、その効果もあったということです。そうして、地上はかなり早く、それまでに居た生物の状態を回復し、またそれに加えた、新たな生物も多く生まれました。

そうして、いよいよ、地球上での人類の創造、ということになるわけですが、そこに至るまでには、またいろんなエピソードがありました。そして、そのことの大きなポイントは、地球人類は、実は、テラとガイアのご両人によって創造されたのではなかった、ということなんです。

それは何故か、どういう事情によるのかと言いますと、実は、ここまでご説明して来たような、結果論としての、進化論的なやり方で生物の創造を行う場合の、時間的な問題があった、ということなんです。

それは、こういう事なんです。例えば、水中に発生させた生物から陸上の生物を発生させる場合には、ヒレに足の働きをさせる為に何千万年もその事を意図したエネルギーを送り続ける必要があります。そうしてやっと、水中の生物が陸に上がって行く事になる訳です。そういう事を続けて、人類レベルの活動が出来る身体にしていく為には、どの位の時間がかかるか、ということなんです。

そして、それまでにかかった時間から、人間のような知的生命体が出来る為には、それから十億年はかかるということが判って来たのでした。で、地球という惑星の寿命からすると、それでは、ちょっと遅過ぎるということなんです。そうしたわけで、結局、地球での人類の創造は断念せざるを得なくなったのでした。

ウーン、いろいろありますねぇ。でも、テラとガイアのお二方には、決して急ぐ事なく、ご自分たちのペースで、地球を、最初の意図どおりの、多様な生命があふれる豊かな惑星にしたいという思いがあり、その事を大事にされたということなんです。

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