うちのすぐ近くに、田貫さんのご家族がお住まいなのを知ったのは、昨年の春先のことでした。
話は、遡りますが、三年ほど前に、庭先に木を植えた時、肥料を木の下に埋め込んだのですが、次の日に見ると、それを誰かが掘り起こしてしまっており、う~ん、こんな悪戯をするのは誰だ?と思っておりました。
そして、一昨年のことですが、そういう"肥料"を、大きなポリ袋に入れて庭先に置いておいたら、いつの間にか袋がズタズタにされており、それでも、そのままにしておいたら、一年の間に、30キロ以上もあったはずの"肥料"が、殆んど無くなってしまったのでした。
まあ、その"肥料"は自家製で、買ったものではありませんが、必要があれば、もちろん使うつもりなわけです。
いやぁ、ちょっと・・、これは誰のシワザなんでしょうか?
そして、昨年の春先ですが、やっとその"犯人?"が判ったのでした。
ある朝、窓を開けると、何やら茶色い、犬のような、子犬よりはずっと大きい生き物が、4匹はいるでしょうか、庭先を歩き回っているんです。何匹かは、窓を開ける音で逃げて行き、そうかと思えば、落ち着いて座って、私の方を見上げている子もいます。
あ、あれっ? タ、タ、タヌキ・・? もしかして?
それが田貫さんたちでした。こんな、住宅街のすぐ側の、どこかに住んでいるようでした。そして、ウチの"肥料"をご飯にして、どうやら、その子供たちが育ったようなのでした。
「もう・・、ヤダ!!」そう思いました(汗)。
・・といいますのは、その"肥料"というのは、実は、元は私の・・・から出来た物でして、ウチは水もなく、トイレは水洗式とかではなく、微生物に分解してもらう方式なので、そういう生成物が、ある程度は残るんです。まあ、見方によっては、それは、決して汚くもなく不衛生なものでもありません。
私は、肉類は食べませんから、それは、最初からニオイも殆んどなく、言わば、単に野菜のペーストを土に変えたようなものなんです。ですから、べつに、いいと言えばいいんですが、まあ、人間としての気持ちも、あるではありませんか?
外国、特に、東南アジアなどへ行けば、いろいろとあるようですが・・・、トイレの下に・・が飼ってあったり、とか、下が川だったり、とかですね。
そして、一昨年のことですが、私は、自分の"肥料"が『食い荒らされている』のを知って、それを外に置くのをやめたんです。ですから、その田貫家のファミリーは、外に置いてあった分の"それ"を食べ尽くして、冬の寒い時期に、ちょっとした食糧難に陥ってしまったようなんです。そのせいか、子供たちも、毛が十分に生えてなくて、ちょっと哀れな毛並みの子もいるようでした。
いやぁ、そういう事だったら、もう少し考えるべきだった、と、今となっては、ちょっと思うところです。私の"ソレ"でよかったら、と、ちゃんと定期的に出しておいてあげるとか、ですね。
でも、やっぱり抵抗も、あるなぁ・・。
まあ、田貫家のお母さんも、子供たちの食べっぷりの良さと、成長の早さ、そうしたことが、ちょっと予想外だったのではないでしょうか。
彼らの食糧である"肥料"を、家の外に置いている私の家の傍に、近場でご飯が食べられると思い、巣穴を作って子育てを目論んだのは、最初は良かったけれども、長い時間としてはアテが外れたわけです。
もう食糧がないのを知って、どこかへ引っ越して行ったのか、その後は、田貫ファミリーを見かけません。
私としては、残念なような、ホッとしたような、ちょっと複雑な気持ちです。
ご近所の、田貫さんの、お話・・・でした。
話は、遡りますが、三年ほど前に、庭先に木を植えた時、肥料を木の下に埋め込んだのですが、次の日に見ると、それを誰かが掘り起こしてしまっており、う~ん、こんな悪戯をするのは誰だ?と思っておりました。
そして、一昨年のことですが、そういう"肥料"を、大きなポリ袋に入れて庭先に置いておいたら、いつの間にか袋がズタズタにされており、それでも、そのままにしておいたら、一年の間に、30キロ以上もあったはずの"肥料"が、殆んど無くなってしまったのでした。
まあ、その"肥料"は自家製で、買ったものではありませんが、必要があれば、もちろん使うつもりなわけです。
いやぁ、ちょっと・・、これは誰のシワザなんでしょうか?
そして、昨年の春先ですが、やっとその"犯人?"が判ったのでした。
ある朝、窓を開けると、何やら茶色い、犬のような、子犬よりはずっと大きい生き物が、4匹はいるでしょうか、庭先を歩き回っているんです。何匹かは、窓を開ける音で逃げて行き、そうかと思えば、落ち着いて座って、私の方を見上げている子もいます。
あ、あれっ? タ、タ、タヌキ・・? もしかして?
それが田貫さんたちでした。こんな、住宅街のすぐ側の、どこかに住んでいるようでした。そして、ウチの"肥料"をご飯にして、どうやら、その子供たちが育ったようなのでした。
「もう・・、ヤダ!!」そう思いました(汗)。
・・といいますのは、その"肥料"というのは、実は、元は私の・・・から出来た物でして、ウチは水もなく、トイレは水洗式とかではなく、微生物に分解してもらう方式なので、そういう生成物が、ある程度は残るんです。まあ、見方によっては、それは、決して汚くもなく不衛生なものでもありません。
私は、肉類は食べませんから、それは、最初からニオイも殆んどなく、言わば、単に野菜のペーストを土に変えたようなものなんです。ですから、べつに、いいと言えばいいんですが、まあ、人間としての気持ちも、あるではありませんか?
外国、特に、東南アジアなどへ行けば、いろいろとあるようですが・・・、トイレの下に・・が飼ってあったり、とか、下が川だったり、とかですね。
そして、一昨年のことですが、私は、自分の"肥料"が『食い荒らされている』のを知って、それを外に置くのをやめたんです。ですから、その田貫家のファミリーは、外に置いてあった分の"それ"を食べ尽くして、冬の寒い時期に、ちょっとした食糧難に陥ってしまったようなんです。そのせいか、子供たちも、毛が十分に生えてなくて、ちょっと哀れな毛並みの子もいるようでした。
いやぁ、そういう事だったら、もう少し考えるべきだった、と、今となっては、ちょっと思うところです。私の"ソレ"でよかったら、と、ちゃんと定期的に出しておいてあげるとか、ですね。
でも、やっぱり抵抗も、あるなぁ・・。
まあ、田貫家のお母さんも、子供たちの食べっぷりの良さと、成長の早さ、そうしたことが、ちょっと予想外だったのではないでしょうか。
彼らの食糧である"肥料"を、家の外に置いている私の家の傍に、近場でご飯が食べられると思い、巣穴を作って子育てを目論んだのは、最初は良かったけれども、長い時間としてはアテが外れたわけです。
もう食糧がないのを知って、どこかへ引っ越して行ったのか、その後は、田貫ファミリーを見かけません。
私としては、残念なような、ホッとしたような、ちょっと複雑な気持ちです。
ご近所の、田貫さんの、お話・・・でした。
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