私たちには、自分がどういう存在なのか、について色々な考えがあります。
例えば、子供だったら、自分は算数が嫌いで、おやつが楽しみな小学生、だと思っているかもしれませんし、女性だったら、出来れば、お金のあるハンサムな男性と結婚したい、二十歳過ぎのアルバイトをしている女の子、だと思っているかも知れません。
同じ国会議員でも、国民一人ひとりの人生体験の軽重が自分にかかっている、という認識の人もいれば、ただサラリーマンよろしく議席におさまっていれば、給料みたいに報酬が手に入る、ぐらいの認識の人も居るかも知れません。
要は、自分をどんな存在だと認識しているか、つまり言わば自己認識ですね。そのことについて、私たちは、もう少し意識を広げる、ということもあるのではないか、ということなんです。
地球には、地球自体を自分の身体だと認識している、惑星意識の方が入っておられる、とご説明しましたが、アセンションという事を考えるときに、私たち自身は、どういう存在として、自分たちのエネルギーレベルを上げていくのでしょうか?
もし、自分のことを、単に、ポッといきなり地球に生まれてきた、アルバイトの女性とのみ認識しているとすれば、地球のエネルギーレベルが極限まで上昇して、アセンションに伴う諸現象が起こってきた場合、混乱して、かえって波動を落とすだけかも知れません。
私たちは、皆が、宇宙の発生以来、宇宙中を巡って、様々な天体や次元や世界を体験してきた、文字通り、天駆ける存在である、そうした認識に至ることが出来れば、たとえパニャパラミタに到ろうと、安心と喜びのうちに、自分が本来あるべき世界に、移行していけるのではないでしょうか。
そういう意味合いも込めて、これまで、あれこれご説明して来たことを、ご理解いただけるとありがたいかと思います。
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