日経225 38460 2024年6月15日

385万円を放置するとどうなるか?

食事⑤

2025年01月01日 19時54分17秒 | 日記

**めん類**

1)1) 麺類のお勧めは“ソバ・うどん・そうめん・冷や麦”です。ソバはLPS(糖と脂質が結合した構造)の含量が多い。(ソバの脂質量は問題なし)天カス・天ぷら系の具は避ける。
(麺類・パスタなど・・植物油脂添加の有無よりも脂質の量を優先して選びましょう)
2)ラーメン:豚骨ラーメンの汁は飲まない。チャンポンの汁も飲むのは控えましょう。
3)カップ麺食品:なるべく摂らない。1カップの脂質が1.5gの製品もありますが、少なくとも脂質が6.0g以下の製品を探しましょう。糖質は問題ではありません。
4)イタリア料理ではピザより、脂質の少ない具材で作った和風スパゲッティなどを選択しましょう。

**カレー類**

1)市販のカレールーは食用油や肉の脂などを煮詰めて作られています。
脂質を非常に多く含みますのでご注意下さい。
自家製カレーなら食用油不使用のスープカレーのレシピを考案しましょう。

コメント)脳梗塞で入院しても、食用油(脂)で調理した食品・揚げ物が平気で病院食として出てきますのでご注意下さい。

**塩分制限は?**

1)塩分とプラークとの関係はありません。血圧が高くない方は普通に摂取して結構です。
2)西洋人のパン食&肉類は塩分が少ない・・なのに動脈硬化は超先進国なのです。
3)日本人は“おにぎり”と“漬け物”“魚”と塩分多いですが、日本人の動脈硬化は欧米人より良。
4)塩分多めの昔育ちの日本人が一番長生き・この事実を覆す疫学調査が存在するのでしょうか?
5)塩分消費が多い県は、確かに心筋梗塞・脳梗塞の多い県ですが、その裏事情をご存じですか?。
塩分消費量の多い県は、食用油・砂糖・豚肉・アルコール・餃子などの消費も多い県なのです。
本当の理由はそこにあるのです。過去の疫学調査に油・砂糖・アルコールなどの摂取量は考慮されていないと考えざるをえません。
(当サイト:脳梗塞・・・大腸ガンになりやすい県別ランキング。参照を)
5)現在(2014年4月14日)440名の方のプラークが改善し、多くの方が血圧も低下して喜ばれていますが、誰1人として塩分制限を行っていません。また、高血圧が進行した人は記憶にありません。老人の方は安心して卵かけご飯に漬け物(薄味)・海苔などをお召し上がり下さい。
ノンカロリーでNa Clの元素しかない物質(塩)が、脂:プラークに変わる訳はないのです。
・ 今までの医学は漬け物業者の方々に気の毒なことをしてきました・・。申し訳ありません。・・

**魚介類・海藻類**

1)青魚・白身・赤身に関係なく、後述の脂肪分の少ない魚を選択すべきです。脂の乗った魚は・・・度々食べると・・青魚でも・・刺身で食べても・・プラークが溜まります・・脳梗塞・心筋梗塞・認知症などの方は危険です(常識の誤り)。
海にいる魚介類(貝類、エビ類、イカ、タコなど)はすべてOKです。(調理に油を使わない)
2)海藻は何でもOKです。イカ・タコ・魚卵などのコレステロールは・・過度に多食しなければ・・特に問題にしないでいいでしょう。(イクラの過食は控えましょう)
食品成分表のコレステロールの量ではなく、食品の脂質の量が問題なのです。
3)ウニも寿司程度ならOKですが、食べ過ぎはいけません。
4)鯨のベーコンは控えましょう。
脂の少ない赤身部分を缶詰や刺身で食べるのはOKです。
5)魚の煮付け料理も、魚のダシ粉・みりん・醤油・日本酒などを使い、うま味で甘さを演出する。
オリゴ糖は低カロリーの甘味料ですが、甘党の方は“甘み中毒“状態ですから、脳細胞を”甘やかす状況“になるので、あまりお勧めできません。”甘み欲求“に打ち勝つことが治療には必要です。
その意味で、“希少糖”入りのお菓子も控えておくのが無難です。
注)魚介類、蒲鉾でもフライ物は避ける。注)プラークレベルが2~4の人達は、白身魚であっても、青魚であっても脂の多い魚肉は控える(今までの常識が間違っていました)。

**野菜のドレッシングについて**

サラダのドレッシングは必ず、ノンオイルにしましょう。オリーブ油でも同様です。ただし、ノンオイルでも、通常は食酢の含有量が多いですから、使用は必要最小限に(人工甘味料入りはNG です)。「味ぽん」(pH3.8)程度なら普通に摂取して問題ありません。醤油・味噌なども選択肢です。pH3.0以下(食酢2.6、レモン2.1、他)の食品はご注意ください(2021/12/23)。

マヨネーズは普通にオイルを使った製品です。ゴマだれでもオイル使用なら控えましょう。
最近、食事はバッチリなのにプラークが肥厚した人がいました。「野菜も毎日たくさん食べている」と自慢されていましたが、その沢山の野菜を食べるのに「オイル使用のドレッシング」を普通に使っていたようです。毎日の食品だからこそ注意しましょう。

**お勧め食品**

1)トコロテン:毎日最低でも130g、プラーク(動脈硬化)を治すべき人は毎日260gを勧めます。
海藻(もずく、メカブ、ガゴメ、トロロこんぶ)には、マクロファージを活性化させる働きがあるフコイダンが含まれていますので週に3~5回程度いただきましょう(タレとしての三杯酢の頻用はNGです。めんつゆなどがお勧め)。
トコロテン+その他の海藻とお考え下さい。当院では甲状腺機能亢進症でも、低下症でも必要な方には食べていただいていますが、甲状腺機能がトコロテンで変化することはありません。
心配な方は担当医にその旨を申し上げて、定期的に甲状腺機能検査をしながらでもトコロテンを食べましょう。動脈硬化を治すという大きな目的のために、トコロテンは冬でも必要です。

2)魚介類(生がベストですが、焼く、煮る・・いずれもOKです。脂の多い魚に注意)
*注意)肝硬変の人、重度の糖尿病の人など、中等度の糖尿病を合併した慢性肝炎(やや進行した)やアルコール性肝障害のある人、免疫抑制剤や制がん剤で免疫機能が低下している人、貧血で鉄剤を服用中の人などが、生の魚介類、魚介類の塩辛、魚介類の干物(一夜干しや目刺し(加工工程で菌が付着する可能性あり)、海水が付着した海藻などを食べると、腸炎ビブリオの親戚であるビブリオ・バルニフィカス感染症になりやすく、腕や足の筋肉が化膿して激しく腐り、一命を落とすこともまれではありませんので一刻も早く専門医に相談しましょう。(特に肝硬変の人(肝硬変に近い慢性肝炎の人も)は重症化しやすく、特に注意が必要)
生牡蠣の生食は、健康な人もノロウイルス感染症やA型肝炎を発症した事例がありますので、控えた方が無難です。なお、生牡蠣を鍋で加熱する際は牡蠣(むき身)の中心温度が問題なので3分以上ボイルしましょう。2枚貝の場合は、貝が開いて5分以上ボイルしましょう。)


3)野菜(葉物、根菜、芋類・何でもOK。バランス良く摂りましょう)天ぷら・油炒めは極力避けましょう。油炒めはオリーブ油でも控えましょう。注意:タマネギ、長ネギの生食はNG(理由は後述).
オリーブ油は生でも摂取は控えましょう(ドレッシングとしての使用でも)。
オリーブ油を生で摂取することで、血管のプラークが増加しても減少する訳がありません。

4)トマト・納豆(適量は半パック:約20gを週に1~2回までです)・豆腐・味噌・青汁・特に、プラークレベル3~4の人は野菜のごった煮を毎日いただきましょう。ビール酵母であるエビオス錠剤は硬化油で固めていますが、ごく微量であるために問題ありません。錠剤なら1日10錠が目安です。
(2023年9月現在、ビール酵母は特にプラーク退縮のための推奨品ではありませんので、ビタミン剤としての服用としてご利用ください。)

5)無脂肪ヨーグルトはNG! 普通のプレーンヨーグルト30gを1日置き・・です
(ヨーグルトに関する新しい見解は2018年10月31日以降の記事に掲載)

6)主食なら自家炊飯の“白ごはん100%”を推奨。当然ですが、食用油を使って調理する飯類・麺類などは控えましょう。大麦・麦の混入はOKです。

特に外食時の寿司の“シャリ”や外食チェーン店やコンビニのごはん類や“おにぎり”、弁当の“白ごはん”は機械で大量に炊飯・成型・外見改良などの必要性から“炊飯油”を混入して炊飯されている場合がありますので、くれぐれも“白いごはん類”には御注意下さい。
詳細な情報は「炊飯油・OOO」で検索下さい。コップにごはんと水を入れて自己チェックも可能です。どうしてもコンビニ食が必要なら、おにぎりなら月に3~4個まで、弁当なら月に2~3回まで。なるべく努力して自家製の弁当にしましょう。

***プラークが努力しても減少しなかった・悪化した実例***

15通りのパターンがありました。

1)好きな餃子は別枠で食べ続けていた。(餃子好きの県では大動脈瘤破裂・解離、大腸ガンが多い)
2)オリーブ油はいいと聞いていたので、ほとんど毎日オリーブ油で油炒めにして食べていた。
3)昔からパン食なので、朝は普通に食パンにバターを付けて加熱して食べていた。
4)牛乳を毎日500cc飲んでいた人で、プラークが激しく堆積していた例あり。
(牛乳を毎日180cc飲んでいた10数人は、牛乳飲用中、プラーク改善・改善傾向例は1例もなく、プラーク悪化傾向または不変でした。)(後日談:牛乳という乳製品が悪いのではなく、牛乳に含有する脂質を毎日摂取していたことが根本原因であり、無脂肪の牛乳または無脂肪のヨーグルトならプラーク堆積に関与しなかったでしょう:この考えは2018年10月時点で・・着実に実証されつつあります)
カルシウムは小魚・野菜・海藻などから摂取を。
5)食後にお菓子をよく食べていた。(和菓子もしばしば食べるとプラークは減りません)
6)付き合いで油炒めは度々食べていた。
毎日の些細なことですが、電気の節電と同じで無視できません。毎日100円玉を落としても悔しくないかもしれませんが、1年で36,000円の損、6ヶ月ごとに1万円落とすと泣きたくなりますが、1年で20,000円の損で済みます。毎日の小さな食習慣にこそご注意ください。
7)毎日チーズ:他の食事は完璧でも、チーズをワイン(600cc/日)のつまみにして毎日食べていた人のプラークは明らかに悪化しました。**その原因の5%はチーズ・95%はワインの量**)
8)手羽先を2週間に1度程度、2-3個、上等の油で炒めて食べていた。
9)ヨーグルトは健康にいいときいて、毎日ヨーグルト(牛乳で作った)を食べていた。
10)野菜がいいと聞いたので、大盛りの野菜をオイル入りドレッシングで毎日食べていた。
11)指導された食生活を完璧に守っていたが、アルコール飲量を守れなかった10人以上の人はプラークが悪化した。
12)黒砂糖は健康にいいと聞いて、昼のおやつにしばしば食べていた人はプラークが激しく悪化。
13)青魚はいいと聞いていたので、毎日おいしい(脂ののった)青魚を多めに食べていた。
14)「ココナッツオイルは健康にいい」と聞いたので、毎日炒め物にして摂取していた。
15)「甘酒は健康にいい」と聞いたので、酒粕に砂糖を入れて作る・・「偽物甘酒」を1日180cc・・1ヶ月半も飲み続けた人は・・・・プラークが明らかに肥厚(悪化)しました。

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