アップル、「ピンチ・ズーム特許」に関し、サムスンの回避策は特許侵害を継続と主張
Computerworld 11月30日(金)8時50分配信
米国Appleと韓国Samsung Electronicsは来週12月6日、ルーシー・コー(Lucy Koh)判事のもと、カリフォルニア州地裁で再び顔を合わせる予定だ。この日に向け、両社は地裁が検討するための新たな証拠を集めているという。
Appleは、タッチスクリーンを指2本でピンチして拡大する技術(Pinch-to-Zoom)に関する同社の「915特許」の侵害を回避するため、Samsung側が採用した技術は、同特許の侵害を続けているという証拠を提出する狙いだ。
カナダ・トロント大学のカラン・シン(Karan Singh)教授はAppleの依頼を受け、Samsungが変更を加えたコードの再調査を行ったという。
Appleは11月20日に提出した書類で、「シン教授の調査により、Samsungは特許コードを“違う服に着替えさせた”だけで、特許侵害に当たらないとする(Samsungの技術担当者である)グレー氏による主張は、事実に反することが明らかになった」と主張した。
同社によると、シン教授の証言は「Samsungの修正コードは、単一入力点と複数入力点とを区別している点で、今なおAppleの特許を侵害していることを示す」という。
特許情報ブログ「Foss Patents」は、「915特許の根幹技術は、指1本によるジェスチャと指2本によるジェスチャを区別するもの(指1本ならスクロール、指2本ならピンチを意味する)」と解説している。
これに対しSamsung側は、シン教授による証言が訴訟に含まれることを阻止する手段を探っているという。
(Karen Haslam/Macworld英国版)
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