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最も若いブラックホールか=銀河系内の超新星残骸に―欧米チーム

2013年02月25日 | 日記

最も若いブラックホールか=銀河系内の超新星残骸に―欧米チーム

時事通信 2月25日(月)5時26分配信

 地球からわし座の方向に約2万6000光年離れた超新星爆発の残骸の中心にブラックホールが存在する可能性があると、米マサチューセッツ工科大などの研究チームが発表した。チャンドラX線天文衛星で観測した成果で、確認されれば地球がある銀河系(天の川銀河)で最も若いブラックホールだという。
 超新星爆発は質量が大きい恒星が寿命を迎えた際に起きる。残骸に中性子星が残ることが多く、大量の物質が四方八方にほぼ一様に広がる。
 しかし、「W49B」と呼ばれるこの残骸の場合、横方向より縦方向に広がる物質の方が速く移動しており、ブラックホール周辺からジェット(プラズマ粒子の流れ)が噴出する様子に似ている。超新星爆発を起こしてから約1000年しかたっていないと推定される。 
 銀河系内では他にも中心にブラックホールがある可能性がある超新星爆発の残骸が見つかっており、観測成果は星の世代交代の解明に役立つと期待される。



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