過剰免疫抑制に役立つ細菌=健康な大人の腸内から発見―理研と東大
時事通信 7月14日(日)17時38分配信
健康な大人の腸内に多く生息する細菌群のうち、過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を増やす細菌が見つかった。理化学研究所の本田賢也チームリーダーや東京大の服部正平教授らが英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
過剰な免疫反応が原因で起きる炎症性腸疾患の患者の腸内では、この細菌が減っていることが便の分析で分かった。患者の腸内でこの細菌を増やし、制御性T細胞の働きを強めて免疫反応を抑制できれば、新たな治療・予防法になると期待される。
この細菌は「クロストリジウム属」の仲間。リンパ球の一種である制御性T細胞を増やす働きがある細菌は17種類特定され、このうち5種類が新菌種だった。今後は制御性T細胞を増やす仕組みの解明に取り組むという。
本田リーダーらは2010年、マウスの腸内から制御性T細胞を増やすクロストリジウム属細菌を発見した。今回、ヒトの腸内にも生息することを確認するため、健康な大人の便を体内に全く細菌がいないマウスに投与して腸内に定着させ、制御性T細胞を増やす同属細菌を特定した。
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