基本的にブラジル人は
みんな子供が大好きなようです
「子供はみんなの宝物」なので
子供と道を歩こうものなら
知らない人が「Oi!(オーイ)」(*英語で言う「Hi」)と
声をかけてくるなんて、ごく普通の風景
しか~し
「『母と娘』というTV番組に出ない?僕、ディレクターなんだけど」とか
「『親と子供』という雑誌用にお子さんの写真を撮らせてください」とか
「まあ、かわいいこと、おウチはどこ?私の家は×××の×××なんだけど」
なんていうのは、キケン、キケン
そういう時、お母さんは
「ワタシニホンジンアルヨ」的なポルトガル語を炸裂させて
煙に巻いているうちにさっさと逃げる
それなのに、それなのに
れっきとしたイタリア系ブラジル人のお父さんは
「え~、まじっすか?実は自分でもいいんじゃないかと思ってたんです」
なんてデレデレしてしまったりするのは
どういうこと??
と、親が「募った危機感を共有しようとした時」に
娘がその横で黙々と作っていたのが
このアレンジメントです
(なんだか和歌における詞書のような長い前置きでした)