go on a picnic

モダンなライフスタイルにあう
気の利いたフラワーアレンジメントを
ブラジル生活の小話を交えて紹介します

皆既月食

2008年02月22日 | ブラジル

昨晩、皆既月食がありました

南回帰線上のサンパウロでは
日本よりは見やすいのですが
昨日のは、通り雨や流れ雲の合間で
妖しーい魅力がありました

夏目漱石『こころ』に出てくる
「黒い光」とは、コレか?

浴びてはならぬ、しかし見てみたい、と
古代人のように葛藤しつつも
遠巻きに見たのでした




おひなさま

2008年02月21日 | ブラジル

もうすぐ雛祭り

毎年飾っているのは
娘が生まれたときにお祝いで頂いた
お内裏様とお雛様のカップルのみのタイプ

例年決まって悩むのが
「お内裏様は左だったか、右だったか」

ええい、ここはブラジルだ
誰も文句は言うまい
と、自分の好きな方(左)にして
二人を横一列に並べておくと

翌朝、なんと二人は向かい合って
見つめ合っているのであった

お手伝いさん曰く
「だってセニョーラ(奥様)、二人は恋人同士なんでしょ?」

ああ、こんなところでも日伯問題が......







ブラジルの不思議

2008年02月18日 | ブラジル

<その3>
何かモノを買うときに必ず
「お父さん、お母さんのお名前は?」
と聞かれる
「私のこと、いくつだと思ってんのよ!」
と言いたくなるが、年齢は関係なく
納税者番号の問題(?)らしい

<その4>
冬時間になると、暑くなる

サンパウロ住宅事情

2008年02月12日 | ブラジル

たいそうなお題がついていますが
要するに、アパートメントに住むか家に住むか
ということで

こんなカンジの家のぬくもりや
庭のある風景が好きな人は多いのですが

犯罪の被害を考えると、躊躇する場合が多く
なんだかんだいって
ここはニューヨーク並みの摩天楼を保持しているのです

ジャングルは遠いのだ

昔、をとこありけり

2008年02月09日 | ブラジル

基本的にブラジル人は
みんな子供が大好きなようです

「子供はみんなの宝物」なので
子供と道を歩こうものなら
知らない人が「Oi!(オーイ)」(*英語で言う「Hi」)と
声をかけてくるなんて、ごく普通の風景

しか~し
「『母と娘』というTV番組に出ない?僕、ディレクターなんだけど」とか
「『親と子供』という雑誌用にお子さんの写真を撮らせてください」とか
「まあ、かわいいこと、おウチはどこ?私の家は×××の×××なんだけど」
なんていうのは、キケン、キケン

そういう時、お母さんは
「ワタシニホンジンアルヨ」的なポルトガル語を炸裂させて
煙に巻いているうちにさっさと逃げる

それなのに、それなのに

れっきとしたイタリア系ブラジル人のお父さんは
「え~、まじっすか?実は自分でもいいんじゃないかと思ってたんです」
なんてデレデレしてしまったりするのは
どういうこと??

と、親が「募った危機感を共有しようとした時」に
娘がその横で黙々と作っていたのが
このアレンジメントです

(なんだか和歌における詞書のような長い前置きでした)



juzzy morning

2008年02月06日 | ブラジル

朝からダイアナ・クラールを聴いちゃおうかな、というくらい
今朝はけだる~いムードが街を覆ってました

ジャズではなくて、サンバなはずなのに

おかしいな




カルナバル

2008年02月05日 | ブラジル

「なんでもリオというところでは
みんな裸同然で踊っているらしいですよ」
「へえ~、何で?」

というくらい
サンパウロはカーニバルと無縁です
いえ、一応あるんですけども
今年は例年より早かったり、寒かったりで
ちっとも盛り上がっておりませぬ

もともとパウリスターノ(サンパウロっ子)は
カーニバルの時は旅行に行く絶好の休み、くらいにしか
思っていないものですから
どちらにしろ、街はがら空き
両手離しで車を運転しても大丈夫なくらい
(実は昨日ちょっとやってみた)

これが終わると
やあ~っと2008年が本格的に始まるのです



日本人度

2008年01月25日 | ブラジル

ブラジルにいると
あまりの習慣の違いに
「ま、しょうがないよね、ブラジルだもんね」
と自分を慰めることが多いのですが

おフランスにいる日本人が
「ここはパリだし無理だよー」と開き直っていたり
ロンドンに住む友人から
「イギリス人にそんなこと期待してもねー」
とあきらめの境地を聞かされたりすると

「ええー?イライラさせられるのは途上国だからじゃないんだー」
と嬉しいような驚きがあります

........ということは
変わっているのは日本人の方じゃ.....?






Lichia

2008年01月24日 | ブラジル

この時期だけ花市場に出る
豊作ライチの山

あっというまに3分の1に
(これでも)なってしまいました

もはや私にとってライチとは
こういう葉付きの枝からむしって
まるまるぷりぷりしたものを
剥いては食べ、剥いては食べを
無言で繰り返すものとなってしまった

普段はぶっきらぼうにアンセリウムを売っているおばさんも
この時ばかりは車2台をライチでぱんぱんにして
ホクホク顔です 世話無しでこれだけなるんだから
まさに金の成る木
そのうちライチ御殿が建つことでしょう

お隣の売り場では枝豆というバージョンもあるんですよ