go on a picnic

モダンなライフスタイルにあう
気の利いたフラワーアレンジメントを
ブラジル生活の小話を交えて紹介します

南半球の月は

2009年01月14日 | ブラジル

おとといのこと
なにやら急に視界の上方部が
明るくなった気がして
「ナニゴト?」と顔を上げると
ビルの陰から、満月の登場

ざわめいた気持ちは
このせいだったか

年の瀬に想う

2008年12月28日 | ブラジル

ブラジルでも
先生はやっぱり走る12月

もともと高原地帯の
サンパウロの朝は
高層ビル群を覆いかくす霞
に囲まれ、しっとり
雪でも降りそうな気配

南半球なのに

庭では満開の朝顔のとなりに
ただ置いていただけの蘭鉢が
急に花咲いていて、オドロキ

葉っぱは食べられちゃってたりして
育てたうちに入らないかもしれないけど
花が終わったら捨てちゃう国で
捨てられずに置いてある鉢が場所を占領してきた頃
やっと初めての“再生”

すごいねえ、何もしなくても
蘭が咲いちゃうんだねえ、ブラジルって

北半球並みに寒いといいながら
夏の風物詩の朝顔が咲いていて
ほっとかれても咲いてしまう蘭もあり

これがサンパウロの12月なのです








春一番

2008年09月01日 | ブラジル

なのでしょうか?
のどかな日曜の午後に
風が激しく吹いてます

こういう花器の使い方も
時と場合を考えたら
正しい、のだ



SP(サンパウロ)SP(スペシャル)

2008年08月26日 | ブラジル

休んでいた間に、何をしていたのかということで
ちょっと趣向を変えて、特別版でお届けします



↑これは、日本であれば「狸の置物(古っ)」的な存在だと




いかにもブラジルの田舎っぽい景色




これはおいしそうなフルーツだけど
どうやって採っていいかわからず、試行錯誤をくりかえし....

最後にはあきらめました




2008年05月04日 | ブラジル

は、3日前に突然やって来た

確か前日までは32℃はあったのに
急激に13℃にまで下がっている

この急襲の冬の到来にもかかわらず
どうしてブラジル人たちは
まるでずっと冬だったみたいに
準備にぬかりなく
ばしっと今年の新作ブーツとコートを身にまとって
普通に颯爽と転換できるんだろうか?

ちなみに、この国の天気予報ほど
当てにならないものはない

普通は暑い時には涼しい所へ避暑に行ったり
寒い時には常夏を求めたりすると思いますが
ここでは寒い時にはもっと寒い所へ行く傾向があるのです

その夜はフォンデュを食べに行くに決まってる

めったにない寒い日のために
毛皮のコートまで持っている彼らの家には
しかし、ストーブはないのである

こたつなんて紹介しちゃったら
世の中にあんなにトロケルものがあるなんて.....
とウケるかな?

こたつ喫茶、いいかも





斉藤さん

2008年04月07日 | ブラジル

実家のそばで撮影していたと聞いて
ドラマ「斉藤さん」を見てみました
「おおー、ここ知ってるー」という
ドラマの見方は新鮮で、かつ
懐かしさにキューンとなってます

もし
斉藤さんみたいな人がブラジルに来たら
いつも怒ってばっかりで
大変だろうなあ、と他人事に考えていたら
実はそれは私なのであった

ブラジル人に「ずるい、卑怯だ」と
怒ること自体が不毛です
だってみんな楽がしたくて
窮屈なヨーロッパから逃げ出して来た人たち
なんですもん



気がつけば

2008年04月02日 | ブラジル

今日は一日セントロ観光
セントロは英語でいう「センター(中心街)」
古き良きサンパウロのダンディーさが残る
素敵で、しかし、最も危ないゾーン

それでも
オスカー・ニーマイヤーの建築物を追う企画は
楽しかった、のひとことです

一つの要因は、バスと地下鉄、かな?
一時よりずいぶんと安全に、また、キレイになったので
それ以前は禁止されていたバスや地下鉄にも
今は普通に乗れるようになりました

でも、それはきっと警察が細々あちこちで
眼を光らせていてくれたから
そんでもって
その警察達はみな、映画に出てくるような
カッコいい人たちばかりだったのです

これが今日一番驚いたこと

Pascoa

2008年03月21日 | ブラジル

イースターのことを
こちらでは
パスコアといいます

卵とチョコとうさぎと鱈が
必需品

卵は命そのものを
チョコは人生を象徴していて(甘ーいってこと?)
でも
なんでうさぎが運んでくるんだったかな?
はたまたどうして鱈を食べるのか?
ブラジル人に聞いても
「足が速いほうが愛も早く進むじゃない?」
「いや、それは手だ」
という???な答えばっかり

こちらもおせちの各料理の由来も
わかってないくらいだから
責められませんけど

卵にペイントしたりするのは
アメリカなどでもよく見るけれど
この時期のブラジルでは
卵型のチョコレートが
スーパーの天井から所狭しと
ぶら下げられています



もの思ふ秋

2008年03月15日 | ブラジル

一年中夏、のイメージがあるブラジルですが
実は一日の中に四季があるくらい
まったく変動しやすいのです

今日は、がくーっと気温が下がって
一日中寒かった

ということは
日本は暖かくなってきたんだな、きっと


百年と千年のあいだ

2008年02月25日 | ブラジル

今年は日本人のブラジル移民百周年
何かにつけ、いろいろな行事が催されています

もし、百年前に来ていたら
私はとても住み続けられなかったでしょう
もし、インターネットがなかったら
今ですら住んでいられないかもしれない

『源氏物語』が誕生して、今年で千年なのだと聞くと
その距離の長さにもう目眩がして、宇宙すら感じます

時間が流れていく中で、人が紡いで来たものが残っていく

日本人移民千周年は迎えられるのでしょうか?