百年と千年のあいだ 2008年02月25日 | ブラジル 今年は日本人のブラジル移民百周年 何かにつけ、いろいろな行事が催されています もし、百年前に来ていたら 私はとても住み続けられなかったでしょう もし、インターネットがなかったら 今ですら住んでいられないかもしれない 『源氏物語』が誕生して、今年で千年なのだと聞くと その距離の長さにもう目眩がして、宇宙すら感じます 時間が流れていく中で、人が紡いで来たものが残っていく 日本人移民千周年は迎えられるのでしょうか?
皆既月食 2008年02月22日 | ブラジル 昨晩、皆既月食がありました 南回帰線上のサンパウロでは 日本よりは見やすいのですが 昨日のは、通り雨や流れ雲の合間で 妖しーい魅力がありました 夏目漱石『こころ』に出てくる 「黒い光」とは、コレか? 浴びてはならぬ、しかし見てみたい、と 古代人のように葛藤しつつも 遠巻きに見たのでした
おひなさま 2008年02月21日 | ブラジル もうすぐ雛祭り 毎年飾っているのは 娘が生まれたときにお祝いで頂いた お内裏様とお雛様のカップルのみのタイプ 例年決まって悩むのが 「お内裏様は左だったか、右だったか」 ええい、ここはブラジルだ 誰も文句は言うまい と、自分の好きな方(左)にして 二人を横一列に並べておくと 翌朝、なんと二人は向かい合って 見つめ合っているのであった お手伝いさん曰く 「だってセニョーラ(奥様)、二人は恋人同士なんでしょ?」 ああ、こんなところでも日伯問題が......
ジェネレーションY 2008年02月20日 | へりくつ 「インターネット時代に 情報を上手く使いこなして 自分のスタイルを固持し サブカルをおたくにならず おしゃれに扱い パワーとかゴージャスとか関係なく 全体的にクールでスマート」 という粋なカンジー、と長々説明していたら 「ああ、ジェネレーションYのこと?」 と、ひとことで君は言い(字余り、というかはみ出し過ぎ)
ブラジルの不思議 2008年02月18日 | ブラジル <その3> 何かモノを買うときに必ず 「お父さん、お母さんのお名前は?」 と聞かれる 「私のこと、いくつだと思ってんのよ!」 と言いたくなるが、年齢は関係なく 納税者番号の問題(?)らしい <その4> 冬時間になると、暑くなる
お日様とともに 2008年02月15日 | 犬 犬は目覚める 人間の時計で、朝6時でも 犬的には、暗いうちはまだ朝じゃない まだあと1時間くらいは 寝てていい、と思うけどね そういうわけで犬は夏時間の終わりを 暦よりも正しく知っている
今たいせつにしたいものは 2008年02月13日 | へりくつ と、急に聞かれて 「ナニゴト?」 と、問うと 「今朝家を出るときにTVでやってたので」 とのこと 「ピップ(エレキバン)かなあ?」と 口にしようとしたその瞬間 「茂木さんは『多様性』って言ってたなあ」 .......... ああ、よかった言わなくて でも実際一時帰国する方には必ずお願いしていたりして 私にはないと困るし、こちらでは売ってないので ホントに貴重品なのです 肩こりがひどい時は ただ切って浮かべるだけでもよし、ということで
サンパウロ住宅事情 2008年02月12日 | ブラジル たいそうなお題がついていますが 要するに、アパートメントに住むか家に住むか ということで こんなカンジの家のぬくもりや 庭のある風景が好きな人は多いのですが 犯罪の被害を考えると、躊躇する場合が多く なんだかんだいって ここはニューヨーク並みの摩天楼を保持しているのです ジャングルは遠いのだ