「#」の呼び方です。
数字キーの中の「3」に割り当てられているキーですね。
私はこれまでずっと、その記号のことを「シャープ」って呼んでいました。ところが、それは不正解です。
キーボード上の「3」のキーに割り当てられているのは、「シャープ」ではなくて、「ハッシュ」という記号です。
そもそも、「ハッシュ」と「シャープ」は別物です。
ハッシュの横線は水平なのに対し、シャープの横線は、右上がりとなっています。シャープ記号は楽譜上に記述する記号で、音楽で使われます。
以上のことを、初めて知りました。
キーボード記号などを人に教える立場にはないし、他人との話題にもならないので、ハッシュのことをシャープって呼ぼうが、これまで、大した支障はありませんでした。
けど、正確なことを知って一つ賢くなり、今後は正確な言い方ができるようになりました。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)で#を入力するには、
1 右手小指で、
右側のShiftキー(Enterキー下のキー)を押しながら、
2 左手中指で、
「3」キーを同時押しします。
こうすると、手元のキーボードを見ないで、ハッシュ記号#を入力することができます。
今、このハッシュ記号のタッチタイピングを、盛んに練習しています。
というのは、Ubuntu Linux のシェルスクリプト作成では、よく使う記号だからです。
シェルスクリプトにおいては、「#」は、それ以降の文字列をコメントとする、特殊な役割を持っています。
コメントとは、動作に関係のないメモ書きのことで、コメントに書いた内容はすべてシェルから無視されます。「#」を入力した位置から行の最後までがコメントとして扱われます。VBAでの「’」(シングルクォーテーション、アポストロフィー)と同じ役割をする記号ですね。
コメントはシェルスクリプトを読みやすくするために、とても重要なものです。自分自身に対する備忘メモにもなります。
また、特定のコマンド行をコメントとすることで、一時的にそのコマンドの処理を行わないようにすることもできます。このように、特定のコマンドだけを実行させたくないときに、#を付けてコメント扱いにすることを、「コメントアウトする」と呼びます。
シェルスクリプトにおいては頻繁に使用する記号なので、タッチタイピングでスムーズに入力したいものです。そのために、今、練習に励んでいます。五十、六十の手習い、といったところです。
それでは、また次の記事で
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