Power Automate とは、PC上で行うさまざまな操作や作業を、人に代わって自動化するためのソフト、サービスです。
その記事は、
⇒ こちらをご覧ください。
実は、Power Automate には2つの種類があります。
1 Webブラウザ上で作成・実行できるサービス
2 PC内の操作を自動化するソフトウェア
この2つです。
前者1は、言ってみれば「クラウド版」で、単に Power Automate と呼ばれます。
これに対して後者2は、言わば「デスクトップ版」で、Power Automate Desktop と呼ばれます。
クラウド版は各種のWebサービスを連携、自動化してくれます。対して、Power Automate Desktop は、データの収集や入力、ファイル整理など、同じようなPC作業の繰り返し、定型業務を自動化して、効率化してくれます。
その Power Automate Desktop は、Windows10や11ならば、だれでも無料で使えます。
そして、Windows10の場合は、別途ダウンロードとインストール作業が必要なのに対し、Windows11ならば最初っから標準搭載されています。
そこで、少しだけ、Power Automate Desktop を触ってみました。
Win11の[スタートボタン]-[すべてのアプリ]-[Windowsツール]とたどっていくと、その中に、Power Automateが入っていました。
初回起動時には、更新プログラムのダウンロードを促されるので、それに従います。
そして、Microsoftアカウントでサインインします。サインインすると、「コンソール」と呼ばれる管理画面が開きます。ここで「新しいフロー」ボタンをクリックします。適当なフローの名前を入力して、「作成」ボタンをクリックします。すると、フローデザイナーと呼ばれるフロー編集画面が開きます。
左側に「アクション」と呼ばれる部品が並んでいるので、試しに「メッセージボックス」という分類の中の「メッセージの表示」アクションをワークスペース内にドラッグしました。
そして、上部にある実行ボタン▷を押すと、めでたく、メッセージボックスが表示されました。
これ、なかなかおもしろいです。工夫次第で、使えるツールになりそうです。
直感的なドラッグ操作によって部品を並べていくだけで、フローと呼ばれるプログラムができあがります。つまり、プログラミング言語の知識や、プログラムコードの記述作業を必要とすることなく、素人でも自動化プログラムを作ることが可能であることを意味します。
これは、便利です。これは使えそうです。画期的なツールに見えてきました。
何か実用的なものを作れればそれにこしたことはないのですが、仮にそれができなくても、個人の楽しみとして、いろいろと遊べそうです。
なかなかいいものが見つかりました。
◆ ビールのおいしい季節
それでは、また次の記事で
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