そのため、Excelが進化して便利機能が追加されているのに、その進化をほとんど知りません。まさに宝の持ち腐れです。もったいないことです。
今日、久しぶりに仕事でExcelを使い、そんな便利機能のうちの一つを知りました。
「フラッシュフィル」という機能です。
フラッシュフィルは、自動的な文字列処理機能です。
ある列に、文字列データが入っています。その文字データには途中に空白(スペース)や、スラッシュ(/)などの記号が含まれています。
その記号をExcelが区切り文字として認識して、その区切り文字より前の文字列と、後ろの文字列に分けてくれます。
操作は、実に簡単。
「データ」タブの中の「データツール」グループに、「フラッシュフィル」アイコンがあるので、そのクリック一つだけです。
例えば、次のようなデータ処理です。
B列に人の氏名データがありますが、姓と名が全角スペースで区切って入力されています。
C2セルに、「西城」と入力し、「データ」タブの「フラッシュフィル」を押すと、C3セル以降にも自動で姓だけが抽出されて入力されます。
同様に、D2セルに「秀樹」と入力し、「フラッシュフィル」を押すと、D3セル以降にも自動で名だけが抽出されます。
区切り文字として認識される記号は、全角でも、半角でもかまいません。
上に掲載のデータは全角スペースで区切られていますが、これが半角スペースであっても、同様の処理をしてくれます。
また、区切り文字は、スペースに限りません。スラッシュ(/)などの記号であれば、区切り文字と認識してくれます。
文字列加工のパターンを、Excelが類推し、一括で自動処理をしてくれるわけです。
いやぁ、便利ですねぇ。実に便利です。
こんなにも便利な機能、これまで全然知りませんでした。なんと、もったいないことでしょう。
それでは、また次の記事で
■■■■ goosyun ■■■■
《2022年11月20日追記》
フラッシュフィルでできるのは、文字列分割ばかりではありません。
文字列の、結合、抽出、削除 も、一瞬でやってのけます。
⇒ こちらの記事をご覧ください。
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