ショートカットキーとは、キーボード上のキーに割り当てられているPCの機能を使うことを言います。PCの機能が複数キーの組み合わせなどに割り当てられているので、それを利用すること、又は機能が割り当てられたキーの組み合わせを指します。
つまり、マウス操作ではなく、キーボード上でのPC操作となります。このことから、ショートカットキーのことを、キーボードショートカットと言うこともあります。
ショートカットキーを使うと、PC操作や文字入力などがずっと速くなります。
有名なショートカットキーとして、
[Ctrl]+[C] コピー
[Ctrl]+[X] 切り取り
[Ctrl]+[V] 貼り付け
があります。[Ctrl]+[X] 切り取り
[Ctrl]+[V] 貼り付け
この3つは、あまりにも有名なショートカットキーなので、多く人が使っていると思います。
そして、PC操作では必須のテクニックですから、日常的に利用しているはずです。
このコピー・切り取り・貼り付けのショートカットキーの操作を、左手だけの片手で行うことができるようになると、PC操作はさらに効率化し、入力速度が格段に向上します。
その効果は、もう絶大です。
なぜかというと、マウスから右手を離す必要がなくなり、右手はマウスを握ったままになるからです。
そうなると、右手でのマウス操作と、左手でのキー操作
この2つを、組み合わせることができるようになります。
そして、右手と左手は独立していますから、2つの同時進行的な作業ができるようになります。
例えば、コピー&ペーストは、次のようになります。
【1】 マウスで文字列選択(右手)
【2】 キーボード上で[Ctrl]+[C](左手)
【3】 マウスで貼り付け先選択(右手)
【4】 キーボード上で[Ctrl]+[V](左手)
慣れてくると、上記【1】から【4】までの一連の操作を、一瞬で行えるようになります。「あっちゅう間」です。
このことが分かってもらえたならば、ショートカットキーの操作を左手だけで行う方法、これをマスターする必要が出てきます。
その方法を説明します。
[Ctrl]+[C]のコピー操作を左手の片手だけで行うには、次のようにします。
【1】 まず、左手の小指で「Ctrl」キーを押します。
【2】 左手小指の「Ctrl」キーは押したままで、
【3】 次に、左手の人差し指で「C」キーを押します。
ここでのポイントは、「Ctrl」キーは左手の小指で押すことです。
その上で、左手小指の「Ctrl」キーはずっと押したままにしておき、「C」キーを押すまでは、「Ctrl」キーから小指を離さないことです。
[Ctrl]+[V]の貼り付け(ペースト)も、上記と全く同じです。
【1】 まず、左手の小指で「Ctrl」キーを押します。
【2】 左手小指の「Ctrl」キーは押したままで、
【3】 次に、左手の人差し指で「V」キーを押します。
要は、「Ctrl」キーと、[C]や「V」キーの同時押しを、左手だけで済ませることです。
そのためには、「Ctrl」キーは左手小指で押しましょう。そして、[C]や「V」を押すまで、左手小指で「Ctrl」キーは押したままにしておきましょう。
上記をマスターすれば、
[Ctrl] + [Z] の「操作の取り消し」も、同様の方法でできます。
PC操作中において、直前に行った操作を取り消すことは、何度も、頻繁に出てきますから、左手だけで [Ctrl] + [Z] ができるようになると、非常に便利です。
右手でのマウス操作と左手でのキー操作、2つの同時進行作業、このテクニックの効果は絶大で、一度覚えたら、もう止められません。これでPC操作の上級者となります。おすすめです。
まだこの方法をやっていないという方は、ぜひともマスターしましょう。何十回か繰り返し練習すれば、体が自然と覚えてしまいます。
さらなる上級者になると、手元のキーボードに目を落とさずに、ディスプレイ画面を眺めたままでショートカットキーをやってしまいます。
それでは、また次の記事で。
■■■■ goosyun ■■■■