見出し画像

パソコン悪戦苦闘記録

背景レイヤーは何のために必要? Photoshop Elements

 画像編集ソフト Photoshop Elements で写真などを開くと、その写真は「背景」として取り込まれます。レイヤー名は、背景となっています。
 「背景レイヤー」は、常に画像の一番下に配置されます。他のレイヤーは、その背景レイヤーの上に積み重ねられてゆきます。

 そして、背景レイヤーは
1 他のレイヤーと順番の入れ替えができない。
2 移動ツールを使って、移動できない、
  拡大・縮小もできない。
3 不透明度の設定もできない。
  画像の一部を透明にすることもできず、
 一部削除しても背景色となる。
という特徴があります。




 このように、他のレイヤーに比べて、自由度がないレイヤーです。
 では、なぜ、他のレイヤーとは性質の異なる、そのように不自由な背景レイヤーが必要なのでしょうか。

 それは、まさに「背景」として使うためでしょう。
 土台となる背景画像なので、移動や縮小などされては支障が出るし、一部が透明になられても、背景画像として機能しなくなる、それでは困るでしょう。
 背後全体を覆って、しかも固定されていることが、背景としての役割を果たしてもらうには好都合です。

 先日、地球の上にワンちゃんが腹ばいになっている画像を作りましたが、バックには白い雲が浮かぶ青空を配置しました。このような画像では、背景画像は動かずに、背後で固定していてもらう必要があります。そのためですね。

  地球の上のワンころの画像は、
   こちらをご覧ください。

 けど、そのように固定された背景が必要ない画像も、けっこうあります。
 そのため、背景レイヤーは、簡単に通常のレイヤーに変換ができます。
 レイヤーパネル上で背景レイヤーをダブルクリックするだけです。又は、レイヤーパネル上の背景レイヤーの右端に付いている鍵マークをクリックすることでも変換できます。

 Photoshop 初心者のうちは、背景レイヤーの特徴、不自由度を知らないために、たまに戸惑う場面も出てきます。知ってしまえば、何のことはないのですが。


コロナ対策の通販利用


それでは、また次の記事で
goosyun
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「画像編集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事