「背景レイヤー」は、常に画像の一番下に配置されます。他のレイヤーは、その背景レイヤーの上に積み重ねられてゆきます。
そして、背景レイヤーは
1 他のレイヤーと順番の入れ替えができない。
2 移動ツールを使って、移動できない、
拡大・縮小もできない。
3 不透明度の設定もできない。
画像の一部を透明にすることもできず、
一部削除しても背景色となる。
という特徴があります。
このように、他のレイヤーに比べて、自由度がないレイヤーです。
では、なぜ、他のレイヤーとは性質の異なる、そのように不自由な背景レイヤーが必要なのでしょうか。
それは、まさに「背景」として使うためでしょう。
土台となる背景画像なので、移動や縮小などされては支障が出るし、一部が透明になられても、背景画像として機能しなくなる、それでは困るでしょう。
背後全体を覆って、しかも固定されていることが、背景としての役割を果たしてもらうには好都合です。
先日、地球の上にワンちゃんが腹ばいになっている画像を作りましたが、バックには白い雲が浮かぶ青空を配置しました。このような画像では、背景画像は動かずに、背後で固定していてもらう必要があります。そのためですね。
地球の上のワンころの画像は、
⇒ こちらをご覧ください。
けど、そのように固定された背景が必要ない画像も、けっこうあります。
そのため、背景レイヤーは、簡単に通常のレイヤーに変換ができます。
レイヤーパネル上で背景レイヤーをダブルクリックするだけです。又は、レイヤーパネル上の背景レイヤーの右端に付いている鍵マークをクリックすることでも変換できます。
Photoshop 初心者のうちは、背景レイヤーの特徴、不自由度を知らないために、たまに戸惑う場面も出てきます。知ってしまえば、何のことはないのですが。
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それでは、また次の記事で
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