見出し画像

パソコン悪戦苦闘記録

クリック一つで色の塗りつぶし~PhotoshopElements

 画像編集ソフト Photoshop Elements には、簡単に色を塗るツールがあります。
 「塗りつぶしツール」です。
 このツールは、画像内を単一の色で、文字どおり塗りつぶしてくれます。

 ツールボックスの中に、
ペンキを垂らしているバケツのアイコン
があります。これが「塗りつぶしツール」です。
 クリック一つで広範囲の塗りつぶしができるので、便利だし、よく使うツールです。バケツからペンキをぶちまけることによって、色を塗るような感じです。
 
 下の画像は、2つのもみじの葉のうち、右側の葉っぱの色を、塗りつぶしツールを使って変えたものです。赤い葉が、一発で緑色に変わります。




 使い方は、簡単です。
 ツールボックスからこのツールを選んで、画像内の目的の場所をクリックするだけです。すると、クリックした位置の色と、近似色の範囲が描画色で塗りつぶされます。塗りつぶしの範囲を、あらかじめ範囲選択する作業は必要ありません。クリックした位置の色と近似する色の範囲を、ソフト側が自動計算して、塗りつぶしてくれます。

 色の近似の加減は、「許容値」オプションで設定します。どれぐらいの程度似ていれば近似色とするのか、許容の範囲を設定するものです。
 許容値を小さくすれば、クリック位置と厳格に一致する色の範囲のみが塗られ、逆に、許容値を大きくすればするほど、クリック位置とほぼ同じような色であれば、広範囲に塗りつぶしてくれます。許容値の大小は、同じ色かどうかの判断の、「緩さ加減」というわけです。
 
 なお、「許容値」については、塗りつぶしツールに限らず、他のツールにおいても、オプションの一つとして用意されていることがあります。例えば「選択ツール」にもあります。その許容値オプションを利用すると、どの範囲までを選択するのかの設定に使うことができます。ですから、この許容値は、非常に便利で重宝するオプションなのです。

 塗りつぶしツールを使うのに、あらかじめ範囲選択する必要はないのですが、選択範囲を作成した上で使うこともできます。選択範囲を作成した上でこのツールを使うと、その選択範囲内において、塗りつぶしが行われます。これはこれで、また便利です。



 それでは、また次の記事で
goosyun



《2021年6月7日追記》
 選択範囲を作った上で塗りつぶしツールを使うのが便利な場面を、記事にしました。
   こちらの記事をご覧ください。

コメント一覧

goosyun
tomo69163 さん
 いつもご訪問ありがとうございます。
 
 このようなコメントが一番うれしく、励みになります。
 Photoshop Elements 確かに安くはないかもしれませんが、それでも、Photoshop に比べたら、格段に入手しやすいと思います。
 1万4,000円で、ずっと使えますし。
 一度手に入れたら、他の出費は一切ありませんし。
 
 その気があれば、ネットにたくさんの使用法に関する情報も出ています。
 
 コメント、ありがとうございました。
tomo69163
こちらのブログには以前デスクトップに置いた画像が意図せず自動でクラウドに飛んでしまいその解決方法を探るべき時にたどり着きました。
今 特集されているPhotoshop、今のパソコンには入れていないのですが、前のパソコンでは全くの宝の持ち腐れでした。
こちらを参考にして、購入して再度挑戦しようかなと思案中です。しかし高額なので諦めの方が勝るかもしれませんが。今後ともよろしくお願いいたします。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「画像編集」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事