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酒の肴になる話題を独断偏見で更新。棲家は3府県の隙間エリア北摂(兵庫東北部、大阪北端、京都南部)※敬称は略。

これがアニメ机だ

2019-04-22 | 日記

過日、故モンキー・パンチ「ルパン三世」について記した。
追悼アニメがTV放映された。
そこで友の名「椙目八男」を発見したことも書いた=詳細は(↓クリック)。
https://blog.goo.ne.jp/gooyuhueriami/e/8597b3ec6a341f9962bff46aa8f28732
末っ子じゃなくて「9人兄弟の八番目」とのチェックが本人から入った。
聴いた昔の話の記憶というのは曖昧だ。
早速、書き換えた。
で、一般の人が見ない「アニメ机」のことについて聴いてみた。

写真を添付してくれた。

50年前、昭和40年代に友のアパートで見た机だった。

さすが元ボクサーでアニメータ。
古希超えても半世紀前の体型と変わっていない。
も少し禿げてるか、と思った(失礼)が、どうしてどうして。
デコの広さはそのまま。
後退していないのはミラクルだ。

さて、あの机は、いったい、どこで売っていたのか?
今となっては不思議。
どこにでもある代物ではない。

聴けば大工さんに特注。
1LKのアパート家賃4500円当時で1万円。
家賃2か月分強。

だから今の価格にすれば約15~20万円位の高価なもの。
右上にセル画を入れる棚が数段。
NHK朝ドラ「なつぞら」のタイトルバックアニメの中にも出てくる机だ。
すぎのめ・はちおは、今でも消しゴム版画(下が作品)やイラストをこの机で描いているようだ。

あの頃、すぎのめにアニメ現場を見学させてもらったことがある。
「おしん」だったか、パンダアニメ「タオタオ」だったか「白蛇伝」だったか記憶は定かではない。
はっきり覚えているのは、この机が所狭し、と並んでいたことだ。
今のアニメ現場は、CG全盛時代。
きっとパソコン機器で埋まっている。
貴重な机かもしれない。
手書きにこだわった宮崎駿らも、同じ机で作業したことだろう。
さて、なっちゃん広瀬すずは、どんな歩みをドラマで見せるのか。
昭和そのものの、アニメの世界、業界がどんな風に描かれるのか。
懐かしい机を見て、感慨にふける。





2 コメント

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Unknown (gooyuhueriami)
2019-04-22 14:18:12
手に職 素晴らしい!新聞記者は、終われば、箸にも棒にも掛かりません😀
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Unknown (wada67miho)
2019-04-22 12:04:32
あの素晴らしい消しゴム版画の作者はこの方でしたか。納得、納得!
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