のりピー逃亡6日間の闇の真相

逃亡していたのりピーの足跡が判明するごとに、いかに手助けした連中が「黒い世界」の人間が多かったかが、明らかになってきた。
中心人物はイトマン事件の周辺にいた大物元弁護士の富永3兄弟だ。

＜3日未明＞道玄坂⇒「社長」とともに失踪⇒一人下車して南青山のマンションに帰宅20分間で逃走準備⇒

＜3日午前5時＞新宿歌舞伎町のドンキホーテで下着、食料品買い込む。ＡＴＭで40万円引き出し⇒

＜3日昼＞社長と合流。

＜3日午後5時ごろ＞継母（62歳＝実父の再婚相手＝智子）、運転手と5人合流⇒社長提供の車で継母の故郷（山梨・身延山）で1泊⇒

＜4日＞高相の母が捜索願を警視庁赤坂署へ提出＜夕方＞携帯電話の微弱電波探知され移動⇒東大和市の四男（事務局長・富永忠男）所有のマンションで2泊⇒

＜6日＞長男の元弁護士所有の箱根・仙石原の別荘で2泊⇒＜7日＞「子供の声を聞かせて欲しい」と知人に電話。元弁護士を通じて榊枝真一弁護士に出頭の連絡⇒

＜8日夜＞警視庁富坂庁舎へ出頭。　

逃走手助けの一番の黒幕⇒「みやび法律事務所』（虎ノ門）創業者で長男の富永義政元弁護士75歳。

道玄坂に連れ添った『社長』と呼ばれた人物⇒次男の建設業者（中野区で解体建築業）

逃亡車に同乗したのは⇒継母（父親の再婚相手＝元福岡中洲のクラブママ）かくまった東大和のマンション⇒「みやび法律事務所」四男の事務局長

長男の元弁護士は継母の愛人とも噂され、97年「麻布建物資産隠し」（5468億円の大型倒産）にからんで有罪。弁護士資格を剥奪されたいわくつきの人物。イトマン事件などでの闇の世界と深いつながりを持つ。

福岡・久留米の暴力団組長(山口組系伊豆組酒井組）だった元ヤクザののりピー実父（酒井三根城＝享年49歳＝20年前山梨で交通事故で他界）とのつながりか？
のりピーデビューのころから、可愛がって世話した富永元弁護士。
深いつながりが推測される。

【ＮＥＷＳ引用】覚せい剤取締法違反容疑で逮捕の酒井法子容疑者（３８）の毛髪鑑定の結果、陽性反応が出た。ただ反応がごくわずかだったことから、警視庁は毛髪を分析し、使用時期や回数などを詳しく調べる。東京地裁は１９日、酒井容疑者の拘置延長を２０日から２８日までの９日間に決めた。

足跡が判明するごとに、いかに組織立った逃走劇だったかがわかる。

つまり、のりピーの覚せい剤ルートをつかませたくない策略が感じられる。

困る勢力があったのだ。

のりピーを殺すわけにはいかない。
そんなことをしたら、一網打尽になる。
せめて、のりピーとその周辺にだけで納めたい。
警察も、もっと大きな密売ルートを探りたい。
この当たりで落としどころを互いに探ってはいないか？

のりピー、押尾学、通販社長・野口美佳らの六本木ヒルズ族ら、闇の世界は深い。麻薬捜査は、より大きな組織との駆け引きがある。余り突っ込むと、貝の殻は堅く閉じてしまう。
闇ルートを、どこまで暴くつもりがあるか？
それもこれも捜査する側の手のひらの上にあることを知らねばならない。

また富永事務局長のもう一つの顔があった。
自称プロサーファーか、と報道もされた高相被告を偽サーファーだ、と怒っていた張本人だった。
自らが関わっていた総合マリンスポーツコーディネーター会社「ブルーラグーン。そこの代表だった。富永忠男こそプロサーファーだった。
なぜ？否定したのか。

疑問が疑惑を生む。

高相が経営していたとされるサーフショップFANTASEA（東京都渋谷区神宮前3-31-20　ノズビル1F 　日本サーフィン連盟）。
カフェバーだったとの話もある。