毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

暴支膺懲(父よあなたは強かった)

2019-08-03 20:43:44 | 支那大陸論

 支那事変陰謀論は、小生には確定的に思われる。スターリン、ルーズベルト、毛沢東らの陰謀説である。しからば、それに乗った日本はただ愚かであったろうか。近衛政権ですら操られていたらしいのも間違いなさそうである。日本が愚かであったのなら、米国宣教師らを少なからず支那人に殺され、現代日本国の年間予算に匹敵する援助を騙し取られた、ルーズベルトら米国人も愚かと言わなければならない。

 小生の父は華北に出征し、戦後帰還した。叔父即ち父の弟は、昭和十九年八月一日に、実験班員として働いていた、横須賀海軍工廠から満洲に出征し、同月三十日に享年二十二歳で戦病死した。赤痢である。講道館初段だったから頑健な体であった。息子の死を悼んだ祖父は、先祖伝来の墓地とは別に、個人としては破格の五坪ほどの石垣作りの墳墓を作り閲歴を刻した墓石を建て無言で祈った。叔父の閲歴を記すのは、子孫を残さずして夭逝した無念を心に刻むのである。

父や叔父の努力を愚かだとは言わない。今の日本に繋がるからである。相戦った日米は同盟し、愚かな米国は覚醒し、今や中共暴戻政権と戦わんとしている。維新以来、露支は日米共通の敵であったのである。露支と戦う米国人は、良い米国人である。


加害者の人権の嘘

2019-08-03 09:35:14 | Weblog

 いわゆる人権派弁護士が、冤罪や不当裁判などの加害者の人権を守れと主張する。それはそれで良い。だが一方でそういう人たちに限って、被害者の人権を守ることを主張しないのは、考えてみれば奇妙である。加害者以上に、加害者から人権を蹂躙されているのは被害者であり、そのため加害者の人権が制限されるのは当然だからである。

 これは、人権派弁護士の目的は実は人権を守ることにないことを証明している。彼らは古典的左翼である。意識しようとしまいと、彼らは隠れ共産主義者なのである。資本主義社会における共産主義者の取るべき態度とは何か。彼らの目的は資本主義を倒して共産主義社会を実現することである

 そのために革命を起こす必要がある。革命を起こすには多数の国民の支持が必要である。革命を起こすには多くの国民が現在の社会に著しい不満を持ち、革命による社会の激変しか社会の改善の方法はないと考えるに至る必要がある。共産主義者は革命を起こすには社会に対する不満をつのらせることが必要である。

 そのためには反権力でなければならない。つまり政府や警察等の権力者は悪いことをするものであるという意識を大衆に植え付ける必要がある。そこで加害者と被害者のどちらの側に立つべきか。被害者の側に立つのは検事や警察などの権力者の側である。これに対して警察などに取り調べられる被害者は権力に圧迫される、いわば反権力の立場である。

 ここに人権派弁護士、すなわち共産主義者は反権力として加害者の味方となる。そればかりではない。犯罪の被害者の多くは死亡している。つまり被害者の人権はもはや回復されることはない。つまり人権擁護をアピールするのに被害者は無用であり、生きて権力の側から投獄されて人権を制限されている者の方がアピールする。

 だから彼らは革命の雰囲気の醸成のために、犯罪者の人権擁護を叫ぶのである。裁判で検察の側が負ける事に意味があるのである。近年弁護士の倫理要綱が改正された。そこで消えた条文がある。真実の追究ということである。弁護士は真実を追究しなくても良いから、弁護を依頼した者に有利にすればよいということである。

 これは恐ろしいことである。弁護士が調査の結果、どう考えても犯罪を犯しているとしか判断されなくても、弁護士は真理を追究せずに、依頼者の有利になるように、はからえばよいということである。最近の裁判ではどう考えても犯人であるとしか考えられないような事件でも、無罪を主張したり心神喪失による無罪を主張する無理なケースが増えている。

 もちろんアメリカにはそのようなケースは多い。しかしアメリカの場合には単に金持ちから依頼されて、多額の弁護料をせしめるための銭ゲバ弁護士に過ぎない。しかし日本の弁護士の多くは、弁護料のために白を黒と主張するのではない。明らかに反権力の立場だけから無理な主張をしているのにすぎない。このような輩が増えることは平穏な日本社会にとって危険である。彼らの目的は人権擁護ではないどころか、かえって人権を蹂躙することにある。それが国民の不安、ひいては革命につながるからである。

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