新型コロナウイルスについては、当初から生物兵器の漏えい説がささやかれている。そもそもNBC兵器防御の研究は、大抵の国の軍隊で行われている。NBC兵器とは、核、生物、化学兵器である。日本の自衛隊は核、生物、化学兵器のいずれも持たないが、防御についての研究は行われている。地下鉄サリン事件での自衛隊の対応は覚えている方もおられよう。
米英露中共北朝鮮イスラエル等は核、生物、化学兵器のいずれも保有しており、防御の研究も行っている。以前紹介したロシアの歩兵戦闘車BMP-1は戦術核兵器で敵を制圧した後に歩兵を突入させるためのものだから、放射能汚染領域内で活動できる。構造は簡単で車内の圧力を外気より僅かに高くして、放射能の侵入を防ぐとともに外気を洗浄浄化したり酸素ボンベ等で空気を確保する、というものであろう。そして放射能汚染が一定レベルに下がったら外に出て占領する。BC兵器の戦闘車両の直接防御手段も似たようなものであろう。
いずれにしてもBC兵器を持つ国はもちろん、持たない国も防御手段は研究している。ちなみに悪評の高い旧日本軍の731部隊とは、生物兵器ではないが、赤痢やコレラなどの疫病の蔓延する支那大陸での防疫を主任務としていた。生物兵器防御の先駆といえるものである。当然のことながら石井部隊長が細菌による人体実験データを米国に提供して免罪された、などということは、根拠のないプロパガンダに過ぎない。
それでは生物兵器の利点は何であろう。それは軽量で投射に色々な運搬手段を用いることが出来るとともに、物理的な破壊をせずに、一定の領域の人間だけを殲滅することができる、ということである。もちろん生物兵器とは細菌やウイルスを攻撃の手段とするものである。
生物兵器は搭載能力の小さなミサイルにも搭載でき、人間がカバンに入れて運搬し、敵地に置いてくることさえ可能である。小生は北朝鮮がICBM(大陸間弾道弾)で米国を射程に入れていても、搭載する小型核弾頭はまだ保有していないものと考えている者である。しかし、軽量な生物兵器なら搭載可能であろう。
生物兵器には必須な条件がある。投射した場所の一定の範囲だけで、ウイルス等の感染能力が高く、感染させた人間は確実に殺す。ただし、ウイルス等はだらだらいつまでも生き残ってくれても困る。感染が際限なく広がってしまったら、攻撃側が敵地を占領できないし、味方領域まで犯すからである。
湖北省の武漢の近くには生物兵器の研究施設があると言われている。新型コロナウイルス漏えい説の出る所以である。しかし、新型コロナウイルスはだらだらと感染が広がるだけで致死率は低い。生物兵器の要件は全く満たさないのである。しかし、はっきり言って中共の科学技術のレベルは低い。生物兵器の要件に適合しないできそこないを作ってしまい、漏えいしてしまったという可能性は完全には否定できないであろう。生物兵器漏洩説の真偽はともかく、日本人はこの機会に生物兵器の脅威と言うものを考えることが求められる。
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