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弾の口径は錆びて減ってはいますが正20mmです。弾体後端つまり薬莢の上にあるのが、ライフル用のリングです。直径は21mmばかりでした。発射されると、砲身内側の施条(ライフル)にリングが食い込み、弾が旋転して安定した弾道を描くという仕組みです。刑事ものに出てくる施条痕というのは、こうしてできます。リングは、食い込みやすいように真鍮です。
ちなみにこれを昔沖縄から持ち帰る時、飛行機で大変でした。何せ手榴弾も一緒に飛行機内に持ち込もうとしたのですから。今ならたっぷり油をしぼられて一便位遅れたかもしれません。良き時代もあったものです。そもそも今じゃ沖縄でも売ってないと思います。
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