GOREとにゃんこの桃源郷

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2010/04/08 Crushing Scrotum

2010-04-08 | 日記
 桜咲き誇り、そして散りゆく季節が訪れた。桜と云えば、日本の春を代表する風物詩だ。そんな日本の特色を、今回は徐に語ってみよう。

 日本人は誰しも、日本語を公用語として用いている。そしてこの日本語というものは、非常に奥深い言語であろうと私は思う。伸縮性に富むことで、他言語の一部を吸収し、日本語へと変形させてしまう。昨今では多種多様にわたり用いられる、所謂"外来語"がこの類だ。ところが、日本語は増え続けているのかと言えば、そうではない。時代の移ろいと共に、日夜変化しているのである。この変化は、他言語に比べ非常に短い期間で起こるため、私たちの多くは、別の時代の日本語を扱うことが難しい。特に、時代を遡ろうとするほど、言葉遣いから果ては文章に至るまで、単語の原形すら見出せなくなる。現代国語が得意だからといって、古典も得意な理由にはなりえないのである。
 このように、私たちの住まう国に於ける母国語は、変化して然るべき言語である。一過性の流行語が飛び交い、その後、流行にそぐわない言葉が淘汰されてゆく。あまりの言葉の量に押し流され、使い難いものは誤用を繰り返すことも多々ある。しかし、こうして繰り返される誤った言葉遣いは、それすら正式な用法として許容される可能性を孕む。日本語とは実に寛容で、それゆえに、学ぼうとする者には際限無い勉学を要求する。
 さて、こうした変遷を知ってか知らずか、流行り言葉などを拒絶する風潮も少なからず存在する。私としては、その流行の世代を生きている人までもが流行語を拒絶するのは、頭が固すぎることだと思う。自然のままに、人々が用いることで淘汰され、変化してゆくのだ。これを何故、進化だと受け止めることができないのだろうか。抗体を持ち耐性を得るためには、体に菌を植え付けるものだ。はしかや水疱瘡だとて、発症による苦しみを越えることで、抗体が身に付くのである。この発症期間は、日本語に於いて流行り言葉が蔓延する期間に置き換えられると思う。病気を例に挙げたのは語弊があったかもしれないが、私自身は流行り言葉、つまりおよそ若者言葉が一概に悪弊と思えない。確かに耳障りと感じる瞬間こそあるが、自分の世代に合致しないというだけかもしれない。

 流行り言葉を"日本語の乱れ"であるとして、強く批判する方々を批判したかったのだ。だが、脳細胞の著しい死滅により、巧く語れないことが悔まれる。そしてこれは、飽くまでも主観であり、世間一般の意見ではない。別の意見を持っている人は、それを説明して欲しい。自分と違う考え方を持つ意見を知るのは、とても楽しいものだ。とはいえ、私は活字が読めない人間なので、書かれたところで読まないだろう。基本的にお喋りな人間なので、話されたところで聞かないだろう。以上。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
インテリぶってんじゃねー (きゃんちょ芽)
2010-04-09 03:50:10
ゆとりにも分かるようにお願いしますksg^q^
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>>キャンチョ芽 (GCC)
2010-04-10 19:20:34
日本が好きだって話。
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腸炎ビブリオ (tak)
2010-04-12 17:43:39
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お粗末さまでした。

ふざけすぎかな…
流行りにはついて行かないが基本だね。
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>>tak (GCC)
2010-04-12 23:07:40
それは、文字化け?

上の世代が下の世代に合わせることが多いよね。なるべく柔軟な人間になりたいと思っているよ。でなければ、いつか時代を嘆くばかりの懐古趣味爺さんに成り下がってしまうという危惧がね。
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