GOREとにゃんこの桃源郷

主観的にCDのレビューやら、日記やら、色々と。
ゴアとかメタルとかロックとか

2019.05.03 - 役所で元年を見てきた

2019-05-05 | 日記
 実家に帰省すると、引越しの際に置いて行ったCDが沢山見付かった。折角なので全部iTunesにぶち込んでおいた。デス/ゴア/グラインド以外の、中高生の時分に聴いていたジャンルだ。主にビジュアル系バンドのCDと、VHSも有った。金銭的な事情でそこまで数は多くないものの、今となっては希少価値があるのだろうか。一番新しい物でも、2001年くらいの代物なので、そこをターニングポイントとし、マリリン・マンソンを経由、デス/ブラックを経て今に至るわけだ。往年のファンは郷愁に黄昏れることだろう。

PIERROT TVで脳内モルヒネのPVを観て買いに走った。一番初めて買ったV系バンド。CELLULOID、Screen他Creature、Agitator、パンドラの匣が有った。メジャーデビュー後のアルバムをBookOffしたことを思い出した。

Aliene Ma'riage Les Soiréeの時計と、2枚組CDが有った。現在の別バンドで活動しているうえに、メイクやら衣装やら相変わらずゴテゴテしていることに唖然。

Lamiel 開眼(2ndプレス、VHSも)、NakedEye、鬨の声、是空が有った。

La'Mule これもTVで観て買ったバンド。Voの髪飾りが1名様に当たるという抽選に応募したら当選したものの、必要無かったことを後悔した思い出がある。(当時、バレッタが何か知らなかった)Inspire(VHSも)、Curse(パンフも)、情景ノ都(海賊版)、時ノ葬列(ケースにサイン付き)が有った。

Laputa 眩暈から楽園まで、絵斑以外は総て有った。それよりVoが現在もソロで活動していることに驚き。

Syndrome 5000枚限定の配布CDが有った。

 他にはシャトーラトゥールやらVasallaやらMirageやらあとなんか色々と有った。その由縁で、昔V系メロデスバンドが居たことを思い出し、今V系でグラインドバンド等は居たりするのか調べてみた。2バンドだけヒットして、MVを幾つか視聴したうえでレビューしてみる。

QEDDESHET Voは完全なガテラルで、曲がほぼデスメタル。V系メタルらしく速弾きのギターソロが入ったりすることと、リフがメタルっぽいことから、メロデス/デスメタルにブルデスのVoが加入したイメージ。昔のVaderに近い印象だが、ボーカルだけ徹底しているのでニコ動の〇〇に××してみた的なものがそのままリリースされたような違和感がある。

NOCTURNAL BLOODLUST ブラックメタル風のボーカル(シャウト系と低音)とノーマルボイスを使い分ける。曲はハードロック色が強い気がして結構ヘヴィ且つ綺麗めな音も取り入れて緩急がある。ジャンルとしてはSUICIDE SILENCEに近いと思う。全体的にクオリティが高いものの、全くグラインドコアではないので、ネットの情報に騙されないように注意。

 ということで、検索してすぐ引っかかるほど人気のあるバンドには、グラインドなV系バンドは居なかった。ただ、こうして色々手広くやっているのだから、何処かに居るとは思うので、グラインド過ぎて人気が無い(V系需要にそぐわない)というだけのことだろう。
 雖ももし20年近く前にこういうバンドが居れば、かく云う俺もV系を続けていたかもしれないと、そんな風に思う。


追記:もう1バンド居た。
DEVILOOF Vo、楽曲ともにちゃんとデスメタルなバンド。ピッキングハーモニクスの入れ方が完全にデス系のそれ。

 もののついでに昨今、俺が一推しのジャパニーズゴアグラインドバンドを紹介しておきたい。仙台の、と言えばもうピンと来た人も数兆人を下らないだろう。ご名答、Geropetoro(ゲロペトロ)だ。楽曲はもちろんのこと、実直なスタイルが凄く気に入っている。純粋なゴアグラインドよりも、グラインドコア寄りだが、その中でも非常にストレートな構成なのでパワーヴァイオレンスとも評されるのだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿