「レコード」なんて言葉は死語となったか。
プレイヤーも目にしないが、年に数回、中古レコードの露天販売がスーパーの店先で行われる。
レコードをデータ媒体として使う事はないが「レコジャケ」は芸術品なみに価値がある。
絵画のように飾っています。
レコジャケのデザインはレコードに合わせて作られているから、ものによって縮小されたミニサイズではありがた味が半減してしまう。
昔はレコジャケにもこんなに力を入れていたんだ。
高校生の頃買い損ねた名盤中の名盤。
「まさか無いよな」と機会があるごとに露店のレコードをめくっていたら
「あっ!」
本当に息を呑んだ。
何年も探していた奇跡が起きた。
デザインは人間社会そのもの。
楽曲①「ネオンナイトは曲のカッコよさもさりながら、
自分にとって大好きな釣りに繋がるエピソードあり。
非の打ち所なし。
ネットで探せばあるにはあるが、値段が高すぎるし、第一、価値がなくなるじゃないか。
定価より高い中古品だが、生活に迷惑をかけない程度の贅沢をした。
ありきたりの日常、コロナの陰鬱な雰囲気の街で、奇跡っていうのはあるものなんだな。
神様、ありがとうございました。
「ネオンナイト」よコロナなんか吹き飛ばしてくれ。
心踊を踊らせ家路を急いだ。