ルアーは数が売れなければ儲からないから人間が興味を惹くような色が取り揃えてある。
塗装完了
魚が釣れる色ではなくて人間を釣る色。
少しの色の違いでそんなに釣果に差が出るのか。
微妙な差を持たせ多くの種類を用意しているのはあれもこれもと買わせる目的じゃないのか。
ある条件下で魚が興味を惹く色には偏向がある。
全く釣れないルアーでも、ある色を塗ったら魚が食いつくようになったなんて経験はいくらでもある。
商売だからルアー自体に価値を置くのはありだが、釣れなきゃ面白くないならルアーに色を塗ってしまおう。
餌釣りなら現場で仕掛けに手を施せるが、ルアーはそれ自体を交換する。
しかも一個2,000円!
ゴルフ用品なら売り場で試し打ちができるが釣り用品は購入する前に試すことが一切出来ない。
ルアーを買っても釣れる保証は誰もしてくれません。
どうせ釣れない、自分に合わないルアーなら、色を塗って釣れるようにしてしまおう。
塗装完了
ホームセンターで蛍光ペンキペン300円なり。
返品は一切受け付けてもらえないし、
加えて各社のルアーの色も似たり寄ったりになっているのだから
「釣れる色」
に自分で加工する。
消費者のささやかな抵抗だ。