2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

ルアーの色 釣れないルアーは色を塗ろう

2020-03-18 21:22:55 | 釣り
ルアーは数が売れなければ儲からないから人間が興味を惹くような色が取り揃えてある。



魚が釣れる色ではなくて人間を釣る色。




少しの色の違いでそんなに釣果に差が出るのか。
微妙な差を持たせ多くの種類を用意しているのはあれもこれもと買わせる目的じゃないのか。





ある条件下で魚が興味を惹く色には偏向がある。
全く釣れないルアーでも、ある色を塗ったら魚が食いつくようになったなんて経験はいくらでもある。





商売だからルアー自体に価値を置くのはありだが、釣れなきゃ面白くないならルアーに色を塗ってしまおう。




餌釣りなら現場で仕掛けに手を施せるが、ルアーはそれ自体を交換する。
しかも一個2,000円!



ゴルフ用品なら売り場で試し打ちができるが釣り用品は購入する前に試すことが一切出来ない。





ルアーを買っても釣れる保証は誰もしてくれません。



どうせ釣れない、自分に合わないルアーなら、色を塗って釣れるようにしてしまおう。


塗装完了
ホームセンターで蛍光ペンキペン300円なり。



返品は一切受け付けてもらえないし、
加えて各社のルアーの色も似たり寄ったりになっているのだから
「釣れる色」
に自分で加工する。



消費者のささやかな抵抗だ。


小さな奇跡

2020-03-15 11:42:41 | 日記
「レコード」なんて言葉は死語となったか。

プレイヤーも目にしないが、年に数回、中古レコードの露天販売がスーパーの店先で行われる。


レコードをデータ媒体として使う事はないが「レコジャケ」は芸術品なみに価値がある。




絵画のように飾っています。




レコジャケのデザインはレコードに合わせて作られているから、ものによって縮小されたミニサイズではありがた味が半減してしまう。




昔はレコジャケにもこんなに力を入れていたんだ。




高校生の頃買い損ねた名盤中の名盤。
「まさか無いよな」と機会があるごとに露店のレコードをめくっていたら

「あっ!」



本当に息を呑んだ。




何年も探していた奇跡が起きた。




デザインは人間社会そのもの。
楽曲①「ネオンナイトは曲のカッコよさもさりながら、
自分にとって大好きな釣りに繋がるエピソードあり。




非の打ち所なし。




ネットで探せばあるにはあるが、値段が高すぎるし、第一、価値がなくなるじゃないか。




定価より高い中古品だが、生活に迷惑をかけない程度の贅沢をした。




ありきたりの日常、コロナの陰鬱な雰囲気の街で、奇跡っていうのはあるものなんだな。




神様、ありがとうございました。




「ネオンナイト」よコロナなんか吹き飛ばしてくれ。




心踊を踊らせ家路を急いだ。

手間いらずの冬の花

2020-03-11 18:46:14 | 日記
冬の花がお気に入りです。
11月から植え替えて、3月までに何と水やりたったの3回。


「3日に1回程度で十分です」と言われていたが、水やりのタイミングが来ると雨が降ってくれた。





申し訳ないくらい手間いらず。




雨が降るたびに元気に花を咲かせ、その健気さに感服した。



春の花や秋の紅葉のように人間に愛でられ表舞台に立つ事はないが、見向きをされずとも、社会に華を添えている。






春や夏の花は手間がかかる。
ほぼ毎日水やり。
ご近所に見られるのも恥ずかしいものです。



冬の花は5月には植え替え。
誰に誉められたわけでもなかったが
人に迷惑をかけず表舞台に場を渡す。




次の11月は冬の花をもっともっと植栽しよう。



あと少しでお別れだがよく頑張ってくれました。
ありがとう。

コロナ騒動と稲の赤ちゃん

2020-03-09 22:23:15 | お米語り
五郎兵衛米をマルシェに出店し販売しようと企画していた。



信州の農家さんにも喜んでいただけるし、何より物を販売してみたかった。




会社を出たら何の力もない、なんて、会社人生がそんな無益であろうはずがない。



お米袋に貼るパッケージや、領収書のスタンプや陳列棚のデザインや、素人なりに考えていたが、今回のコロナ騒動で出店を見合わせた。




「次回もあるのでまた是非、応募して下さい」
と言われたが、次回はいつのことなのだろう。




マルシェは実施するようだが、意地をとおして出店販売しても非難を浴びるだけだろう。



出店料の出費がなくなった分で信州の農家さんに今回の事情を話に行くことにした。





「3月下旬からが一番忙しい。稲の赤ちゃんがしっかり育っているか、心配で心配で眠れない時もあるんだよ


「稲の赤ちゃんが上手く育ってくれなかったら、いい米は作れない」



夏にまた台風は来るのだろうか。
来年もウィルス騒動があるのだろうか。




都会と対極の地で、非常食で一番頼りにされるお米が一年で一番大事な時期を迎えます。


半分の人から嫌われる立派な人になれ

2020-03-08 09:27:53 | 日記
昨年の台風19号の災害時に居住地に市から「避難勧告」が出された。


マンションだから共有部の物は住戸内に入れていただくよう案内を出した。
それでも共有部に物を置いている人がいた。



「避難勧告」が出される前、居住者の中には明らかに他の地に避難した人もいた。



居住者の不安が高まっているのは、一時停電になった時、管理人室に問い合わせが多く入った事実で明らかだった。



「避難勧告」で皆、避難所に行こうと迷っている。しかし、外が暴風雨なのに、理事会の理事長として「逃げてください」と全戸案内するのか。




「どうしよう」




何事もなかったら、避難していただいた人から「ふざけるな」と言われるだろうし、台風で何かあったら「何で正確な情報を流さなかった」と言われるし。



台風の直撃は刻一刻迫っていた。



避難勧告は土砂災害を想定したものとの情報を掴んだ。



「こんな細かい事まで説明して、皆さんに説明して、質問に応え、納得してもらわなきゃいけないのか」




マンション理事会でいつも相談している人生の先輩に、電話で「避難勧告は出ているが避難するな」という判断とその判断が間違っていた時の不安と、非難轟々で失脚する不安を話した。





「半分の人から嫌われる立派な人になれ。覚悟しろ」



後ろを押された。




「避難勧告は土砂災害を想定したもの。住戸内にいてください」
全戸放送で、ドキドキしながらアナウンスした。
アナウンス後は腰が抜けたような脱力感。



台風一過の晴れ晴れとした翌日、何人もの人から「ありがとう」と言われた。



先輩の一言が無かったら出来なかった
決断。

「流石だな。先輩。ありがとうございました」