学生時代のこと
教師の免許をとる勉強をしていたので、専門の音楽の勉強以外に
小学校の教員免許を取るため 当然ですが、小学生に全教科を教える各教科の講義が
ありました
音楽の講義は だいたいなんでも覚えているけれど。。。。
それ以外は いったいどんな先生から どんな事を教わったのか
からっきし覚えてません
学生時代の友達とその話題になっても ひとによって 覚えていることが
まったく違っていて 笑ってしまいます
名前も顔も全然思い出せないのですが (男性だった、ということだけ)
国語で児童文学の勉強をした時、先生が勧めてくれた作家、本があり
夢中で読みました
(でも この話をしたら 友達のだれも覚えてなかった~)
若いころは 本好きだったので 色々な作家の本をたくさん読んでいましたが
佐藤さとるさんの書いた
コロボックルのシリーズは全く知らなくて でも 一冊読んだら 次々と全シリーズを読んでしまいました
(中学生になるかならないかの頃に 赤毛のアンに出会って 10冊のアンの本を
一気に読んだように)
このお話のファンタジー感が大好きでした
そして、3年くらい前に 若い作家の 有川浩さんが
その続編のように 「だれもが知ってる小さな国」を書いたのを見つけて
それも即 買い 即読破しました
名前も覚えていない ごく短い間教えを受けただけの先生に
とっても素敵なお土産をもらった気分の講義だったわけです
わたしも 気づくか 気づかないか わからないくらいの ちっちゃなプレゼントを
でも 長~く 大切にしてもらえるような ちっちゃなプレゼントを
生徒のみんな や まわりの人に ちょっとでも 残せたらいいなあ