

上の2つの画像は 初歩のピアノの教本なのですが、
黒く塗りつぶされた箇所、同じく修正ペンで塗りつぶされた箇所があります
数年前、読譜が極端に苦手な小学生の ★子ちゃんが
「音符のそばの字がイヤだ」(文字が邪魔でますます楽譜が読めない)というような意味のことを
言ったので、音符だけに集中できるように 短いメロディに添えられた歌詞を全部消してあげました
子供向きの導入の教本は ほとんどが ことばが一緒に書かれているので、
毎回、彼女にとっては目障りな歌詞を消してあげていました
100人いれば 100通りの個性があるので、得手不得手も100通り
〇ちゃんにとってはなんの苦労もなく読めてしまう楽譜も
10年がかりで、ようやく「少し音符読めるようになったね!!」という
ケースもあります
目に見える情報を処理するのが苦手な★子ちゃんです
★子ちゃんの目には 「線の音符」も「間の音符」も
どれも同じ球の羅列にしか見えないのかもしれません
話は変わって
↓は 夏休みに 3人ずつのグループレッスンをした時のこと
音楽のことばの カルタをやるのが恒例ですが、、、、
初めて カルタをする子もいるので
小学低学年までは 音楽の記号やことばの「名前や読み方」を書いてある
フダで遊びます
高学年でも 久しぶりだったり、読み方に自信がない時は
ふり仮名付きでドンドン読んでから「本気の勝負」をします。

そこで、またまた グループレッスンの時、衝撃の告白
「ふり仮名のふってあるカード」は
「ふり仮名がじゃまで カードの文字が読めない」と言う告白
しかも 2人の生徒が同じような告白
やはり目から得た情報を処理するのがちょっと苦手なんですね
楽譜を読むのもちょっと苦手な子たちでした
それが悪い、という事ではなく
100人いたら、100通りの得手不得手
どの子にも 得意な事があり 苦手な事もある
その100通りの得手不得手を いかしてあげるのが 先生の仕事だな