DOBでバーローレンズ作戦、
M17、M20、M8を撮影している間、
90SにEF70-300Lを載せて
北アメリカ星雲とアンタレス付近を
撮影していました。
これは明け方撤収前の写真です。
今回はDOBでバローレンズ作戦3対象、バロー外した後に
3対象撮影していていろいろと忙しく、
90Sの方は仕掛けたままちょっとほったらかしでした。
(それにしてもDOBは月没から薄明までの
3時間ちょっとで6対象も撮影できるので効率良いです)
でEF70-300の方は北アメリカ星雲とアンタレス付近と
いて座付近の銀河の3対象を撮影しましたが、この手の対象は
デジカメで撮影するのは初めてで、画像処理の勝手が違い、
戸惑いました。
まずは北アメリカ星雲ですが
ノーマル6Dではなかなか色が出ません。
また無理に持ち上げると星がうるさくなりすぎて困りました。
何とか調整したのが以下です。
デネブとNGC7000 (北アメリカ星雲)
Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM 300mm F5.6
EOS 6D ISO6400 30秒×90枚コンポジット 総露光時間 2700秒
TAKAHASHI 90S
EOS 6D ISO6400 30秒×90枚コンポジット 総露光時間 2700秒
TAKAHASHI 90S
ちょっと星を薄くし過ぎかもです。
その過程でいろいろやったせいで、星雲自体も少しボヤっとした
感じになってしまいました。
もう少し星を濃くするとこんな感じです
だいぶ星がうるさい感じです。
それで、以前他の対象でSequatorの方が色が良く出ていたのを
思い出したので、Sequatorでコンポジットしてみました。
それがこちら
デネブとNGC7000(北アメリカ星雲) その2
やっぱりSequatorの方が色が良く出ていい感じです。
ただしこちらの方が拡大するとかなりノイズが乗ってます。
次はアンタレス付近です
アンタレス付近
Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM 300mm F5.6
EOS 6D ISO6400 30秒×90枚コンポジット 総露光時間 2700秒
TAKAHASHI 90S
EOS 6D ISO6400 30秒×90枚コンポジット 総露光時間 2700秒
TAKAHASHI 90S
さすがにノーマル6Dで45分程度の露光では厳しいか・・という感じです。
これ以上持ち上げるといろいろ破綻します・・・粗を隠すためにちょっと
暗くしています・・・。
全くカラフルタウンになってません・・・。
まあでもみなさん2時間とか4時間とか露光されてますよね。
そのくらいやれば意外といけるのかもです。
ただ、次回は6DではなくASI294MCPで撮影してみたいと
思ってます。(DOBと取り合いになってしまうけど・・・)
最後にいて座付近の銀河を撮ろうとして、
70mmにしたのですが、きちんとピントを合わせなかったので、
ピンボケでした。。。。_| ̄|○
いて座付近の銀河(おまけ・・・ピンボケです・・・)
Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM 70mm F5
EOS 6D ISO6400 30秒×20枚コンポジット 総露光時間 600秒
TAKAHASHI 90S
EOS 6D ISO6400 30秒×20枚コンポジット 総露光時間 600秒
TAKAHASHI 90S
なかなかDOBの直焦点で撮る対象とは勝手が違って難しいですね。
もっと勉強しなきゃです。