トールの兜の撮影完了は午前4時過ぎで
もう少しで薄明という時間帯でした。
そこからガッツリは撮影できないので、
ふと北斗七星がいい感じに昇ってきたので、
M51でASI Airのオートスタックを試してみました。
以前ちょっとだけやったことがありますが、
あまりやってませんでしたので。
10秒露光で自動的にスタックしてくれます。
しかも視野回転での移動もキャンセルして、M51はずっと視野中心・・・
これはなかなか良いです。
48枚スタックした画像が以下になります。
M51 子持ち銀河 10秒×48枚オートスタック
なかなか良く見えます。
480秒でこれだけ見えれば電子観望でも良い感じですね。
気をよくしてそのまま200枚程度スタックするまで30分ほど
放置してみました。
208枚スタックした画像が以下です
M51 子持ち銀河 10秒×208枚オートスタック
この状態だと見た目はそれほど48枚と変わりません。
視野回転でのズレが右側と右上のように大きくなりますが、
対象のM51は視野中心のままスタックしてくれています。
ここからこのスタック画像を画像処理をするとこうなります。
シーイングでぼけた画像や多少流れた画像もスタックされると思うので、
選別した画像をスタックしたものよりは解像度が落ちると思います。
(ちなみに以前撮影したM51の選別スタック画像はこちら )
それでもほったらかしでも視野中心を維持してくれるし、
それなりの画像になるのでお手軽撮影や電子観望には良いですね。