北川村「モネの庭」 マルモッタン 公式HP http://www.kjmonet.jp
夏が睡蓮は見頃のようです。
機材:Canon EOS Kiss x7 ef-s18-135mmIS
合わせる事になります。
以前はこの極軸望遠鏡を使っていたのですが、どうも地軸と完全に合わず、星が流れる状態が
多く続いていました。
設定パターンは良かったのですが、どうも望遠鏡の中心軸とマウント架台の回転軸が合って
いないようです。遠景の鉄塔を基準に軸を回してみると下のとおり。
パターン中心と望遠鏡軸が合っていないのがわかります。3点の調整ネジが付いており、
六角レンチで回してパターン位置調整も出来ますが、マウント自体の精度も悪いようです。
調整してもすぐずれる状態です。
という事でビクセンタイプの極軸望遠鏡を購入しました。
やはりこちらのほうがマウント部も肉厚があり、しっかりしています。
対物レンズ側の明視野照明は自作です。プラスティックをはんだ付けで加工して
付けてみました。
暗視野照明用のLEDパーツはamazonで販売しています。
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カールツァイス(Carl zeiss)ヤシカ・コンタックス用 sonnar 180mmF2.8 AEGを
EOS Kiss x7で使うメモ
マニュアルフォーカスレンズ。けっこう大きく重いですが、F2.8の集光力に期待。
まずはコンタックスマウントなので、マウントアダプターが必要ですが、数種類あります。
左上:KIPON製 右上:Rayqual製(中古で手に入れました) 下:K&F Concept製
何故、3つもあるのか・・x7のIR改造では、どれも無限遠にピントが来ない(アンダーインフ)のです。
EOSのフランジバックが44.0mm C/Yが45.5mmなので1.5mmの厚さになっているはずです。
マウントアダプターの誤差かと思い、数種試してみましたがx7のIR改造ではやはりピント位置が
ノーマルとは変化してしまうようです。試写した結果は下のとおり。
無限遠にして撮影しましたが、10mくらいの位置にピントが合って遠景はピンぼけです。
どのアダプターでも大差ない状態。
試しに、マウント部分を削ってみることにしました。
ホームセンターで耐水ペーパーやすりを買ってきて、円を描くように削っていきました。
300番から始めて、800番くらいまで。マイクロメーターまで買ってしまいました。
K&F Concept製 1.2mmくらいまで削って一応完成。
平らな場所にペーパーを置いて、ぐるぐる削るというアナログ手作業で
やりました。削り面を見ると、ある程度均等ではないかなと思います。
試し撮り
ISO12800 F2.8開放 露出2秒 固定撮影
作業は、削って洗浄して組み付け、無限遠ピントの確認、外してまた削り・・
を何回か繰り返しました。
sonnar180mmは青ハロがけっこう出ています。Photoshopで何とかなると思いますが、
肝心のピントはこんなものでしょう。(これ以上削ると薄くて耐久性に不安が)
ばら星雲 sonnar 180mm F2.8開放 ISO3200 120秒 コンポジットなし
SWAT-200でノータッチガイド PhotoshopCC、ステライメージ7で調整
sonnar180mmならSWAT-200のノータッチガイドでもいけそうです。
自由雲台はSIRUI K-20X いい感じです。
結論:
IRフィルター改造したボディは、純正のAFレンズは問題ないが、マニュアルフォーカスでは
ピント位置がずれる恐れがある。という事です。
※過去ネタなので時期はずれの画像となっています。