グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

 ごあいさつ

東京都稲城市を拠点に、その周辺で庭仕事をしています。
このブログでは、仕事内容の紹介や、趣味でもある園芸に関する情報もお伝えしていきます。
どうぞ、お暇なときには覗いてみてください。
お庭に関する記事はこちら 造園のすゝめ です。
施工例はこちら Gardens をどうぞ。

お庭のお手入れ、造園工事についてのお問合せは greengrin@mail.goo.ne.jp まで。
よろしくお願い致します。
                             グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太

ヤツデ

2012-07-26 | 日記
「かき氷食べたい人?」
「はーい!」「はーい!」
…僕も「はーい!」と言いたくなるような晴天でした。
コメント

チャドクガの卵

2012-07-21 | 日記
5~6月にかけて、ツバキとサザンカを中心に寄生して、触れた人を、酷いかゆみを伴う発疹に陥れる、チャドクガという毛虫がいます。
今の時季はもうガの成虫になっていて、次々と産卵を果たしています。 葉の裏側に付いていることが多いので、覗いて見て下さい。
この時季には、ツバキ科の落葉樹(例えばシャラ、ヒメシャラなど)にも産卵している場合がありますので、要注意です。
卵の状態で夏を越して、9月頃に二度目の活動期を迎えるのですが、卵のうちに駆除できれば、ずっと安全で簡単です。
ちなみに、木に付いている毛虫の抜け殻でもしっかりかぶれますので、長袖と軍手の着用は必須ですよ。



 

先日のハンギングの中で、フクシアとアサリナが咲き始めました。
コメント

あじさいの水揚げ

2012-07-04 | 日記
あじさい(こちらは スターバースト )は、こう見えて、水揚げが難しい花なんです。
庭先で折れてしまった花があったので、部屋で飾ろうと思って花瓶に挿したのですが、次第にしおれてしまいました。
そこで、テレビで見た方法を実践してみたところ、これが大成功。
ハサミで茎を切り直し、切り口をライターで黒くなるまで炙って、すぐに水に浸けるという方法です。
炭化した部分が、すっと水を吸い上げるのでしょうけれど、理屈では分かっても不思議です。
コメント (2)

夏日

2012-05-17 | 日記
今日はだいぶ暖かくなりました。
それでも、5月の晴天はまだ爽やかですね。
木柵に区切られた空が、なんだか面白くて写真を撮りました。
コメント

日光浴

2012-04-04 | 日記
昨晩は大変な雨風でした。
明けて今日は、朝からまぶしいほどの晴天になりました。
あまりにも気持ち良かったので、室内の観葉植物を出して、日光浴させてあげました。 メダカの鉢も一緒です。
本当は、強い風には当てない方がいいのですが、今日一日で、葉の色がぐんと鮮やかになったような気がします。
東京近郊でもソメイヨシノが咲きだしたそうですね。 いよいよ春がやってきます。
コメント

1年前の話

2012-03-11 | 日記
大震災からもう1年だそうです。
あの日、僕は、手入れの仕事の手伝いで、とある大きなお庭の家にお邪魔してました。
3時の休憩前でした。 その家の車庫のシャッターがカタカタと鳴りだして、最初は風かなと思ったのですが、音が大きくなりガシャガシャと鳴り続けて、地面が揺れていることに気付きました。
幸いにも、庭の中で、何かが倒れてくるような場所ではなかったので、恐怖感はあまり無かったのですが、今までに体験したことのない揺れの大きさに、ただただ驚いていました。
これまた幸いなことに、混雑する前に帰宅し、家が停電することもなく、家族とも連絡が取れて、無事を確認できたのでした。
その翌日から、徐々に、混乱した情報に右往左往する生活が始まり、それまで当り前にあった生活がどんなに幸せだったのか、思い知らされる訳です。

僕が、造園を生業とする者として、震災を経験して得たことは、「石垣が崩れたり壁が倒れたりすることが、現実に起こりうる」という実感だと思います。
庭を設計する段階でも、作業時のひと手間でも、その実感があるとないとでは、考え方や行動に大きく違いをもたらすものだと、振り返ってみて思いました。
もちろん、震災以前でも、万が一の危険性を考慮することはしてきたつもりですが、経験から得られた実感には、未経験の時とは大きな差があるという話です。
安全性を重視すると、デザイン的には面白くなくなるという部分があるのも事実ですが、僕が目指すのは、安全で楽しい庭造りであるべきですね。

また、日々のなんでもないようなことに、逐一幸せを感じられるようになって、今まで以上に感謝の心持ちで仕事ができるようになったことも、さらなる幸せに繋がっていくのだと思います。
今日のこの気持ちを忘れないように、これからも努力していきたいと思います。
コメント

春雨?

2012-03-06 | 日記
今日は啓蟄だったんだそうですが、冷たい雨でした。
先週から周期的に雨が降るので、あともうちょっとの現場がなかなか終わらせられません…。

花屋でもらってきた黄色のチューリップと、先週のお教室の花材を合わせていけました。
全体にまんべんなく、いけばなとはちょっと違うかもしれません。
でも、色合いがなんとも春らしくていいじゃないですか。
コメント

大雪警報

2012-02-29 | 日記
…まだ春は来ないようです。
朝からの降雪が、勢いを増して、積もり積もって20センチを超えてきました。
雪も花も、白は元始のイメージで、心が改まる気分です。
コメント

バラのお手入れ

2012-02-15 | 日記
2月はバラの手入れの時季です。
先週から続けて3件ほど、剪定と誘引と施肥と消毒を済ませて参りました。

その中で、長らく楽しませてくれていた「ロイヤルサンセット」を枯らしてしまいました。
葉が枯れたのを、冬枯れかと思っていて、株元が朽ちていたことに気が付きませんでした。 申し訳ありません。
今さらながら、植物に対して必要なのは、手入れの技術のまえに、目を掛けてやる気持ちのほうだなと思い直しました。


話は変わってこちらの写真は、別のお庭で手入れをさせてもらった「ヘリテージ」です。
ほとんどトゲがなくって、すごく扱いやすかったので、お客さんに名前を聞いてきて検索してみました。
シュラブという樹形に属するようで、ブッシュの様に剪定でも、つるバラみたいに誘引することもできるようです。
四季咲き性で、香りも良いとくれば、言うことなしですね。

ちなみに我が家では、北側の玄関先に植えていた「ナニワノイバラ」を抜き取りました。
日当たりが悪くても、それなりに咲いてくれていたのですが、昨シーズンはうどんこ病でボロボロで、ただトゲトゲしい枝を伸ばすだけとなっていたもので、そう決断したのでした。
後任には、ムベを植えました。
常緑のアケビの仲間で、通年緑の葉を保ち、ひと株でちゃんと実がなる優等生です。
これで、今までトゲに引っかかっていただろう新聞屋さんも、安心して配達してくれると思います。
コメント

ゆきだるま`12

2012-01-24 | 日記
昨晩は、日付が変わる頃には止んでいたので、期待ほどの大雪ではありませんでしたが、それでも雪だるまは作りました。
朝いちはまだ気温が低すぎて、さらさらのパウダースノーだったので、転がしても玉にならなくて苦労しました。
先に雪かきをして、体の部分を山にして、それから頭を乗せました。
頭の上には、クリスマスの残りものの、サンキライのリースを乗せてみました。
目と鼻と口は、ワインのコルクの栓を焼いたもので描きました。 …のん兵衛に教えてもらった手法です。

東京では、雪が降るということは、冬型の気圧配置が緩んできているということだと聞いた覚えがあります。
今年も雪だるまが作れて、もう満足しましたので、さあ、春よ来い!
コメント

 自己紹介   グリングリン代表 ・ 井 上 弘 太


はじめまして。
造園業・グリングリンでは、緑にかこまれた暮らしを提案しています。

私は、子供の頃からお花が好きで、気付けば庭いじりが趣味となっており、そのまま、仕事として造園業を目指すようになりました。
高校卒業後、当時憧れだったイングリッシュガーデンをこの目で見るべく、単身渡英しました。
結果的に3年に至った園芸留学期間では、学識はさておき、園芸が当たり前にある英国人の生活に浸れたことが、なによりの経験になりました。
帰国後、花苗の生産業や、外構デザインなどを経た後、町田市図師町にある造園会社に入りました。
そこでの師との出会いのおかげで、私は、ますます造園のおもしろさを知り、また、社会の中での造園の重要さを覚悟することができました。
独立した今、恩師の教えを踏まえ、自分の信じる造園の道を進んでいきたいと思っております。

…少し堅苦しくなってしまいましたが、そんな心意気で、まずは、世の中に、少しでも緑を取り戻していければと思っております。
どうぞ、植木1本からのご用命をお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。