グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

10・11月のいけばな

2018-12-30 | いけばな
台風24号の被害の復旧に追われた10月でした。 おかげで11月も12月も、そのまま慌ただしく過ぎて行きました。
いくら気持ちが焦っていても、できる仕事の量には限界があるわけで、そんな時でも花をいけて、一時でも心を穏やかに保てたかなと思います。

こうり柳とドラセナ、花はガーベラです。 あらかじめ柳の枝先を丸めて、それを組み合わせて形を作りました。
花器を芯に見て、左右のアンバランスさ、花の向きなどで全体の動きを出せるように努力しました。



こちらもこうり柳、行李の箱を編んだりする柳で、とにかく軟らかいので、水盤の縁を利用して造形しました。
行儀良くぐるぐる巻くのではつまらないので、どこかで弾けさせるといいとのこと。 アイリスと小菊は、剣山を使わず、柳の枝に挟んでいけました。



こうてん桑は、枝がくねくねしているところが特徴です。 「こうてん」に充てる漢字は、「香篆」という、お香の粉を篆書のような形に作ることを指す言葉のようです。
モンステラの葉が大きくて立派すぎたので、半分に切ったり、縦に留めたりしてボリュームを調整しました。 ピンクッションも、あまり主張させず、あくまでも主役はこうてん桑の線です。


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