グリングリンの庭 .......green&grin

緑[green]にかこまれて笑顔[grin]になれる。 そんな庭づくりを目指しています。

6・7月のいけばな

2019-08-18 | いけばな
続けてさかのぼって見ていただきます。
花台を置いて、段差を作っていけてみました。 レンギョウの枝で繋いだ空間を大事に、花はまとめていけるということでした。



ドジョウすくいをするざるでしょうか、同じ形の物をふたつ合わせて置いて、そのすき間からトクサがこぼれ出てくるようにいけました。
リアトリスは、もとは茎の長い花でしたが、出し過ぎないほうがいいということで短く差しました。



バショウの葉の緑、ヘリコニアの赤、オンシジュームの黄色という花材で、トロピカルな雰囲気でした。
左右のバランスをくずして、まるで亜熱帯の鳥のような、動き出しそうにいけられました。



白いチキンネットを利用して、波しぶきをイメージしていけました。
ヒマワリのような顔のある花は、真正面を向けるとそこに目が行ってしまうので、横顔にしたり、後ろを向けたりします。 同時に奥行きが生まれました。



アレカヤシの葉は、それだけで風を感じられて爽やかです。 ピンクのクルクマは、その日傘の下に収まるように、透け感を利用しながらいけました。
脇にも穴が開いている花器なので、ちらっと水が見えると、涼感がプラスされます。



今月はお稽古も夏休みです。 また来月から頑張ります。
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