とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
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AndrewKidman"Pink/Green/Fryer"

2020-06-15 16:56:00 | surf
"Pink/Green/Fryer" サインにはこう書いてありました。

Andrewのツインピンエッジボード"Green"をベースにカスタムしてもらったモデルです。
スペックは6'5 ×2 3/4 ×21。


こちらは友達がオーダーした"Green"↑に乗ってご満悦な私

オリジナルGreenの乗り味はとても良かったのですが、大好きなEEE 7'0と好みの波のコンディションがかぶると思い、カスタムGreenをアンドリューに提案、それが彼の手により形になったものが私の"Pink/Green/Fryer"です。




ノーズはPink(Dave ParmenterのWidomMakerが元ネタのPink色のエッジボード※OnTheEdgeOfADreamをご覧下さい)、真ん中がGreen、テールはGreenのアウトラインをベースにFryer(Wing)バージョンにしたアウトラインの複合です。

ラウンドノーズを持つGreenよりも引っ掛かりを減らし、軽快に動き、Greenのグライド感を犠牲にする事なく、ドライビーなテール操作を可能にしているデザインです。

フィンはAlkaliFinのClassicTwinをベースに微調整。少し小さくしました。





素敵でしょう?笑笑

板のディテールはビークノーズ、程よいノーズロッカー。
デッキはフラットデッキ。



レールはかなりボキシーです。



なんも考えずにドルフィン仕掛けて「ん?沈まない…」と思ったくらい笑笑
80'sな雰囲気のグッとくる味付けです。


テールに掛けてボリュームも減っているので、ボリュームのある前足支点にテールが沈み込み、操作性をさらに軽くしている印象です。
ボトムの形状はシングル〜ダブル〜スパイラルV(Vボトムの2パネルにコンケーブ入)。
フィンエリアは強めのVeeなので小回りが効きながらの水流の安定感を持ちます。

さて、かれこれ3回ですが乗った印象です。

はじめはモモコシ。インサイドで張ってくる波。
次がコシハラ。力弱め。
その次もコシハラ。切れてロングライド出来る波。

どれも小波ですが!早い‼︎
想定しているのは胸オーバーから楽しめるように、とリクエストしたのですが、コシハラから十分楽しいです。

モモサイズの波でもスルスル〜と走り出し、アウターコンケーブに水が流れたらしっかりとした安定感で走ります。真ん中よりちょい前に乗って屈めば7ftオーバーな疾走感です。
波が張れば、水入れて〜外して〜水入れて〜外して〜、上行って〜下行って〜ハイ、ターン。また上行って〜と波のフェイスの行きたい場所へスムーズに移動出来ます。
操作性の軽さはボリュームの差とスパイラルV、あとはフィンサイズかな?

しっかり踏みたいタイプなので、このボリューム感は大好きです。



先日の切れた波では上下、上下、フローターからのボトムターンでトップターン!と綺麗に繋ぐことが出来ました。夢かも知れませんが笑笑
多分あの動きはオリジナルGreenで、私の技量では出来なかったと思います。
「もっとこんな形だったら…」を汲み取って形にしてくれたアンドリューの想像力と技術に改めて惚れた、そんなお気に入りの一本となりました。

胸肩だったらもっとやばい!とゾクゾクしております。

アンドリューキッドマンの凄さ、実は出来上がる板以外も楽しませてくれます。
カスタムオーダーの楽しさ、彼はそれもしっかり考えアウトプットしてくれます、興味があれば是非ご連絡ください!

あー、楽しい。


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